孤旅 #7 タイ

一人旅
Bangkok ~ Huahin 間の列車内から

2016 6月14日 (火) Bangkok

友人と会う ②

夜中に目が覚める。

体がぐっしょり濡れている。シーツもだ。

だが 体調にも変化があった。

体に熱も感じないし、ダルさもない。

体温計で熱を測ると36度。

平熱に戻っていた。

最悪の事態は免れたようだ。

昨日の日記を書き、調べ物をしてまた少し寝る。

9時頃再度目を覚ましたが、特に異常はなさそうだ。

異国で死なずに済んだ。


調子も戻ってきたようなので、午後から人に会うことにした。

これから会うイシダは 以前勤めていた会社の後輩で、

年来のタイ好きが高じて

タイに一人で移住してしまった少々変わった男だ。

何年かに一度タイに短期旅行で来る際に世話になっていて、

5年前の長期の旅行でバンコクに寄った時も、

いろいろと面倒を見てもらった。

今回ヨーロッパに渡る前にタイに寄って行こうと決めたのも、 

イシダがいるからで、せっかくなのでヨーロッパへと渡る便も

イシダが勤めている旅行代理店にお願いすることにしていた。


11時頃、イシダの会社のスタッフがホテルに

バンコク → ミラノ間のチケットを持ってきてくれた。

日本人ではなかったが、テキパキとして良い仕事ぶりだった。

支払いを済ませた後、夕方まで時間を潰そうと

サイアムの方へ行ってみることにした。

ナショナルスタジアム駅まで行って

MBKというショッピングモールへ入る。

昨日は発熱のせいで朝にパンを食べたっきりだったので

さすがに腹が空きすぎていて、すぐさまバーガーキングへと直行する。

バーガーキングは海外に行ったときには重宝している。

ダブルワッパーセットは299BTバーツ( 約900円 )と少々高目だが、

ボリュームもあって〈 食べたなぁ 〉という気にさせてくれる。

そのあとシネコンの入り口で適当な時間にやってそうな映画を調べて、

『 Conjuring2 』というのを見ることにした。

人気のホラー映画の続編らしく

なかなかよく出来ていた。

絶対ここで脅かしてくると思う場所の少し違うところを突いてくるので、

何度か本当にビビッてしまった。

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