試合開始 イタリア × スペイン
セレモニーも終わり、両チームが入場。
両国の国歌斉唱も終わり、
ついに試合が始まった。
今回のゲームは、
老練なスペインと 若手主体のイタリアという構図。
イタリアがコンテ監督の手腕で
どこまでスペインに食い下がれるか。
個人的にはスペインがボールを支配し
2-0くらいで若いイタリアを圧倒するものと思っていた。
しかし、試合が始まってみると予想は見事に覆された。
スペインがゆっくりパスを回しながらゴールに迫るという展開は
予想通りだったのだが、
ボールを奪った後のイタリアの攻めの鋭いこと!!
試合事態、白熱した展開だったが、
やはり、J リーグではなかなかお目にかかれない
気迫や技術がピッチ上で再現されている。
特に攻めに入った時の
イタリアのカウンターの迫力と言ったら。
ボールを奪った瞬間に4、5人が一気に走り出して、
あっという間にゴール前まで雪崩れ込んでくる。
その際のスプリントの本気度が半端ではない。
J リーガーにもお手本として見せたいくらいだ。
一方、スペインも中盤が豪華で
イニエスタ に D・シルヴァ、セスク らが
巧みなつなぎを見せるが、
やはりFWに軸になる選手がおらず、
最後の危険なエリアになかなか入っていけない。
いつもの悪い時のスペインそのものだ。
試合は前半セットプレーで先制したイタリアが
終了間際に見事なカウンターから追加点を奪い
2-0 でイタリアが勝利した。
それにしてもコンテはいいチームを作る。
スペインのように中盤のビッグネームはほとんどいないが
GKのブッフォン とユベントスのバックラインでディフェンスを固めて
動けて献身性のある若手でカウンターを狙い
相手を仕留めるその戦術はさすがと言えるものだった。
一方のスペインはと言うと。
まともな FW さえいれば・・・。
少なくとも今期好調の トーレス を入れておけば・・・、
と言うのが個人的な意見だ。
やはり モラタ では物足りないし
セスク の0トップもこの日はいまいちだった。
ただ イニエスタ と D・シルヴァの素晴らしい技巧を
この目で見れただけでも 良かったのかもしれない。
そんなこんなで 大満足のうちに試合は終わり、
帰路に就くことになった。
スタジアム周辺のどの駅も 一気に人が押し寄せるため、
駅に近づくことさえ出来ない。
サンドニはパリの郊外にあるため
市内に出るまではかなり距離がある。
しかし、いつまで待っても埒が明かないので
意を決して徒歩で帰ることにした。
しばらくは自分と同じように
歩いて市内へ向かう人が何人かいたのだが、
進むにつれ人も減っていき、
日も暮れかけてきて
さすがに心細くなってくる。
運よく( パリ市内の )リヨン駅行きのバスを見つけて、
途中 レプゥブリック広場 という停留所で降り、
そこから少し歩くことにした。
屋台でパニーニを買って帰る。
宿に着くと1階のバーで、
9時開始の イングランド 対 アイスランド の試合をやっていて、
それを ビールを飲みながら観戦する。
なんと、イングランドが1-2で負けてしまった!
毎度毎度 優勝候補と言われながら、いつも一歩どころか二歩、三歩手前で
姿を消してしまうイングランド。
不思議なチームだ。
1日を終え、最高の時間を過ごした余韻に浸って床に就いた。
至福の眠りに入るまではあっという間だった。
( ちなみに今日は1日の歩数が初めて3万歩を超えた。)
1日の歩数:33642歩( 25.9km )*新記録
1日の出費
食費
昼:€5( パン、スニッカーズ )
夕:€9( サンドウィッチ、パニーニ )
その他
ホテル:€44( ドミ )
交通費:€9.2
入場:€257( EURO2016 イタリア × スペイン )
雑費:€27( ビール、etc. )
合計 約¥42144
€1=¥120 *当時のレート
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