2016 8月6日(土) Praha
プラハ城
朝8時過ぎに1階の食堂に降りて行くと、
テーブル毎に朝食の準備がされていた。
意外に宿泊客が多いのに驚く。
今朝までは 自分以外誰も泊まっていないと思っていた。
食事は簡素ながら、パンにハムにチーズ、
デザートに紅茶、ジュースと一通り揃っていて
これで宿泊費が €33 なら全然ありだと思った。
10時ごろ、歩いてプラハ城に出掛ける。
宿の娘によると、歩くと30分かかると言っていたが、
確かにけっこう距離がある。
軽快に歩いていると、イスラム系のカップルに話しかけられた。
聞くとお城の場所が分からないとのこと。
正直 自分も行くのは初めてだったが、
ちょうどこれから向かうところでもあるので、
「 それなら一緒に行こう!」と同行を促してみる。
道中たいした話も出来ず、いまいち打ち解けられずにいたが、
トルコから観光で来ていると聞いたので、
「 自分もトルコには何度か行ったことがあるよ。」と
行ったことのある地名をいくつか挙げてみたが、
たいしたリアクションもしてくれなかった。
しばらく行って入り口が見えたところで、
「 じゃあ私たちはここで。」と、
二人で先にスタコラと行ってしまった。
おそらく 向かう方向が合っているか
通りがかった者に軽く聞いてみたは良いが、
思いがけず訳の分からないアジア人と同行する流れになってしまい、
内心困っていたのだろう。
実は自分もそうだったので、気持ちはよく分かった。
何となく解放された気分だった。
入り口まで来ると、すごい行列が出来ていた。
ただ荷物のチェックに並んでいるだけなのだが
どうにも時間がかかる。
待っている間、iPad に入れてある『 深夜特急 』を読んで
気を紛らわせる。
やっと中に入れたので
券売所で 王宮内部と教会、黄金の小道といった
主要部分が見られるチケットを購入。
それにしても人が多い。
どこに向かうにも 人、人、人でウンザリする。
それでも聖ヴィート大聖堂の内部は天井も高く、荘厳な雰囲気で、
その美しさに魅了された。
特に、アルフォンス・ミュシャ が造ったステンドグラスは、
やはり独特で圧巻だった。
他にも王宮内部や、小さな教会、
黄金の小道などを存分に堪能した。
王宮の中には拷問器具などが飾ってある部屋もあって、
それが実際に使われていたものだと考えると、なんとも生々しかった。
お城を出て、旧市街の方へ向かってみる。
目的もなく街並みをぶらぶら歩いて雰囲気を楽しむ。
途中にあったレストランで、
奮発して久々にニョッキを食べた。
濃い目の味がビールによく合う。
量も申し分ない。
これでビール代、チップも入れて
300kc( =約1250円 )だから安いものだ。
川沿いを歩いて ちょっと変わった建物
『 ダンシングハウス 』を見た後、
スーパーで買い物をして、トラムで宿に戻った。
まだ5時過ぎだったが、部屋で次に行く予定の場所を調べたり、
バスやホテルの手配をしたりして過ごした。
とりあえず次に行くのはドイツになりそうだ。
その後は・・。
イギリスに渡るか
それとも一旦ヨーロッパを離れてアフリカにでも向かうか。
悩むところだ。
*シェンゲン協定というものがあって、
我々日本人の旅行者は、90日間( 約3カ月 )しか
ヨーロッパ( シェンゲン圏 )に連続して滞在出来ない。
なので、気に入ったからと言って 一つの国に長居すると、
他の国に滞在出来なくなるのだ。
そこら辺も含めて、スケジュールを組む必要がある。
1日の歩数:21915歩( 16.8km )
1日の出費
食費
朝:ホテル付き
昼:300kc( 豆と野菜のニョッキ、ビール )
夕:133kc( サンドウィッチ、ビール )
その他
ホテル:883kc( 朝食付き )
交通費:24kc( トラム )
入場:250kc( プラハ城 )
雑費:90kc
合計 約¥7022
1kc(チェココルナ)=¥4.18 *当時のレート
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