試合終了後のカオスから宿への帰還
試合を終え 皆が一斉に出口へ向かう。
スタジアムの外に出ると
大通りに大勢の人が繰り出している。
一見歩行者天国のようだが もちろんそんな訳がなく、
車道を勝手に何万人もの群衆が
占拠して歩いているだけなのだ。
後ろからライトを点灯した車やバイクが
次々とクラクションを鳴らしながら通り過ぎていく。
まるで集団デモか クーデターにでも遭遇したかのようだった。
それはそうだ。
9万人近くが一斉に帰路に就くのだ。
日常ではなかなか見られない 圧巻の光景だった。
これがカップ戦も含めると
ほぼ毎週あるのだから 羨ましいかぎりだ。
歩いて10分ほどで宿泊しているホステルに到着。
やはり歩いて帰れる距離の宿にしておいて良かった。
しばらくロビーで休憩していると、
ハセベ君がやってきたので
お互いの感想を語り合った。
彼は スタンド1階の より選手に近い席で観ていたので、
全体の動きというのはなかなか把握出来なかったらしいが、
選手同士のぶつかり合いや 足元の技術の高さを間近に見て
驚いていたようだった。
彼曰く、本当に選手に近い目線だと、
目の前で何が起きているのかすら 分からないレベルだそうだ。
それくらいボールも選手も動きが速く 正確で、
常人離れしていたという事だろう。
チケット代2万円出した価値はあったと言っていた。
かく言うこちらも 俯瞰だからこそ見えた部分もあったので、
その辺を話して聞かせた。
こちらもチケット代、1万円以上の価値はあったと思う。
素晴らしい体験だった。
ハセベ君は明日( と言うか日付け変わって今日 )の早朝、
パリに飛行機で向かうとの事で、
早目に切り上げて部屋に戻って行った。
社会人を数年経験しているだけあって、
常識のある なかなか気持ちの良い青年だった。
またどこかで会うこともあるかも知れない。
正に 一期一会だ。
私もベッドに入って寝ることにした。
同じくバルサの試合の観戦を終えて帰ってきた
上のベッドの男のいびきがうるさくはあったが、
気持ちよく寝入ることが出来た。
とても幸せな一日だった。
1日の歩数:31103歩(23.9km)
1日の出費
食費
昼:€9.9(牛丼、ビール)
夕:€5.7(ジェノベーゼパスタ、ビール)
その他
ホステル:€18.6
入場料:€94.5(カンプノウ)
雑費:€58.5(Tシャツ、ストラップ 土産用)
合計 約¥22464
€1=¥120 *当時のレート
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