2016 11月24日 (木) El Jadida ~ Casablanca
モロッコ最大の都市 カサブランカへ
今朝は 早目に起きて
8時ごろから出発の準備を始め、
9時過ぎにチェック・アウトを済ませる。
歩いてバス・ターミナルに向かう途中のカフェで、
エスプレッソを飲みながら
店の Wi-Fi でネットに繋いで LINE の受信をチェック。
日本にいる妹から返信が来ていて、
ユミ子さんへの送金は 滞りなく行われたということだった。
有難い。
やはり 遠くにいても、
持つべきものは 面倒見の良い家族だ。
早速 ユミ子さん本人に LINE で伝えると、
喜んでくれたようだ。
私自身も、人に親切に出来たことと、
それをやり遂げられたことへの満足感で、
清々しい気分だった。
バス・ターミナルに着いて、
国営のバス会社 CTM のカウンターで尋ねると、
10分後にカサブランカ行きのバスが出るという。
その次の便が pm 2:00発の便だから、
これを逃すと ターミナルで3時間も待つところだった。
危なかった。
無事 am 10:45 発の便に乗車。
バスは休憩なしで走り、
1時間ちょっとでカサブランカの町に着いた。
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モロッコ最大の都市 Casablanca は、
スペイン語で 「 白い家 」という意味を持つ( casa – blanca )
モロッコの商業、金融の中心地で、
アフリカでも有数の大都市だ。
1956年に独立する前は フランスの占領地で、
古くは、名優 ハンフリー・ボガード 主演の映画、
『 カサブランカ 』の舞台としても有名なところだ。
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町の中心部に近付くにつれて実感したのは、
カサブランカは やはり近代的な大都会だということだ。
マラケシュやフェズとは違った雰囲気と活気がある。
到着したのは、国連広場を過ぎたところにある
CTM 専用のバス・ターミナル。
さて・・・。
このターミナルの近くに
安宿が集まるエリアがあるとは聞いているが、
具体的にどの辺りかまでは 調べていなかった。
「 どうしたものか・・・。」 と思いながら
待合室のトイレで用を済ませた後、
外に出ようとしたところで
出発ゲート前のベンチに 日本人らしき若者がいたので、
思い切って話しかけてみた。
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「 こんにちは!」
と 日本語で話しかけると、
「 こんにちは!」と 綺麗な日本語が返ってきた。
やはり 日本人に違いなかった。
こちらの事情を話すと、
すぐ近くに 自身が泊まっていた安宿があるとのことで、
親切にも その宿の目の前まで連れて行ってくれた。
若者は ナユタ君( 仮 )という学生のバックパッカーで、
ヨーロッパを中心に あちこち旅しているらしく、
これから リスボン → ブエノスアイレス と
私と同じようなルートで 旅を進める予定らしい。
彼は、これからバスで
シャウエン に向かうとのことで、
時期が合えば またどこかで再会しようと、
メールアドレスを交換して別れた。
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