2016 11月28日 （月） Rabat （ ↔ Sale ）
ラバト市内、サレ の観光 ( ラバト2日目 ）
今日は９時ごろから外出し、
今夜泊まる 手頃な宿を探しに行った。
昨日 近くの安宿に目星を付けてはいたが、
一応 他にも良い宿はないかと
メディナの中を探索する。
しかし、どこも満室か 値段の折り合いがつかずに断念。
そのままメディナを突っ切って
海の近くのカスバ（ ウダイヤのカスバ ）に
行ってみることにした。
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‶ カスバ ” とは言っても、
そこは シャウエン の街並みを小さくしたようなところで、
観光客の姿も ほとんど見かけなかった。
とても落ち着く 雰囲気の良い街だったが、
そこまで観るべき場所もなく、
ウザそうな客引きもいたので
早々に立ち去ることにした。
途中でパンを二つ買って 軽い朝食を取り、
部屋に戻るとすぐに
荷物を整えて チェックアウト。
「 泊まってみると、この宿も
シャワーが無い以外は、そんなに悪い宿でもなかったかもしれない。」
などと思いながら、
（ その シャワーがないのが大問題なのだが・・・）
昨日見つけておいた メディナの門の近くの宿に移動する。
運良く部屋も空いていたので、無事チェックインを済ませ、
荷物を置くと 早速外出。
次に、南の郊外にある
ローマ時代の遺跡（ シェラ：Chellah ）を見に行くことにした。
途中、敷地が広い王宮を迂回したため、
だいぶ歩いて、１時間ほどで到着。
入り口で１０DH（ ＝約１１０円 ）を支払い入場する。
内部は 観光客も少なく 静かな雰囲気で、
遺跡自体 そこまで大規模なものではかったが、
当時、こんな所までローマ帝国の影響があったのかと思うと、
やはり 興味深いものがあった。
TVゲームの『 トゥームレイダー 』 や 『 アンチャーテッド 』
のような雰囲気もあり、
『 インディ・ジョーンズ 』シリーズを敬愛する私にとっては、
冒険好きの血が騒いだ。
大きな広場や浴場など、
園内を隈なく散策。
遺跡の上部には あちこちにコウノトリが巣を作り、
来るものを観察しているかのようだった。
敷地内には 人懐こい猫もいて、
一緒にじゃれていると
長旅で疲れた心も 癒された。
その後 ラバトの鉄道駅まで戻り、
明日の タンジェ行きのチケットを購入。
これで モロッコの旅も
タンジェの町 一か所を残すのみとなった。
そして今回が、入国以来、
初の電車移動ということになりそうだ。
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この２カ月間、
モロッコを 時計回りにグルっと周遊してきた訳だが、
都市間の移動は 全て長距離バスだった。
せっかくなら 最期までバスを利用すれば良いような気もするが、
（ ＊実現していたら、このブログも、
「 モロッコ全土を、バスのみで周遊の旅 」と銘打っていたところだ。 ）
一度くらい電車にも乗ってみたいという思いに駆られ
今回の電車移動となった。
何事も経験が大事だ。
そのまま宿に戻っても良かったが、
街中をトラムが走っていて 移動が便利なのもあり、
隣町の サレ（ Sale ）へ行ってみることにした。
Gare de Rabat Ville 駅から乗って
１５分ほどで Sale の駅に到着。
近くの食堂で 遅い昼食を取ってから（ ピザ １５DH＝約１６５円 ）
メディナ内部を散策するも、
興味を惹かれる部分もさほどなかったので、
サクッと観光を終え
ラバトへ戻ることにした。
まぁ 何もないところと分かっただけでも
来た甲斐があったというものだ。
往復のトラムの車窓からの眺めも どこか新鮮で、
なかなか爽快だった。
一旦宿へ戻り、再度食事を取りに外出。
夕飯は 昨日と同じ屋台のレバーサンドにした。
中にレバーだけでなく
炒めたオニオンを入れてあるのが、
香ばしくて 良いアクセントになっている。
他にも 違う屋台で煮豆を買って食べ、
食後にミントティを飲んだ後
部屋に戻った。
二日ぶりのシャワーは やはり格別で、
日中 歩き回った疲れも吹き飛んだ気分だ。
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明日は いよいよ、
約２か月振りに タンジェを再訪だ。
１日の歩数：２８９０６歩（ 22.2ｋｍ ）
１日の出費
食費
朝：4ＤＨ（ パン×２ ）
昼：15DH（ ピザ ）
夕：13DH（ レバーサンド、煮豆 ）
その他
ホテル：80DH
交通費：12DH（ トラム×２ ）
入場：10DH（ Chllah：ローマ遺跡 ）
雑費：19DH
合計 約￥1683
１DH＝￥１１ ＊当時のレート
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