孤旅 ＃３２ イタリア

リゾートでの過ごし方

荷物を解いたところで、一旦散策に出る。

海沿いに出ると、いわゆるリゾート風のビーチが

延々と続いている。

ビーチはどうやら隣町のリミニまで繋がっているらしい。

一応貸し出しているデッキチェアの料金を確認してみると、

パラソルとチェア込みで €１８とのこと。

ただし、１時間借りるだけでも、

丸１日借りても €１８は変わらないそうだ。

それでも高い！

さすがに終日同じ料金とはいえ

２０００円は出せない。

（と言うか払いたくない。）

であれば、朝早くに来て泳ぐだけ泳いで帰るというのも

手だなと思った。

少し腹も減ってきたので、

適当なレストランに入り、

きし麺風のボロネーゼ・パスタ（タリアテッレ）を食べた。

味もなかなかだったし、

宿でもらったクーポンで一割引きになるのも良かった。

ビールも頼んで €１１なら悪くない。

一旦宿に帰って洗濯をしたり、

『ゲームセンターCX 』のDVD（２４時間レミングス攻略の回）

を見て過ごした。

夕方にまた外に出て、少し散歩した後、

ディスカウント出来るというもう一軒のレストランに入る。

今日は少し贅沢してもいいかなと思い、

本日２回目の外食をすることにした。

せっかく海沿いに来たので魚貝のパスタを食す。

魚介のパスタ。麺はインスタントっぽい。

麺が若干インスタントっぽかったが、味付けは抜群で、

貝も一つ残らずいただいて、大変満足した。

帰りがけに売店でドリンクを買って戻り、

軽くシャワーを浴び、

ビールを飲みながらこの日記を書いている。

とても楽しい１日だった。

明日は、バスで１時間ほどで行けるという近隣の小国、

サン・マリノまで足を伸ばしてみようかと思う。

そう言えば今日ランチで入った店で、

欧米人の家族がいたのだが、

２人いる子供のうちの小さい方が、

こちらをずっと観察していたのが印象的だった。

まるでアジア人など生まれて初めて見たという顔だ。

きっと自分達と違う、顔も頭もデカくて目も細い、

珍しい生き物に映ったことだろう。

ただ子供にとっては珍しい生き物でも、

こちらの人達は、（当たり前だが）

あまりあけすけに「おかしな奴」みたいな感じでは見てこない。

それはやっぱり移民が多くて、

特にこういったら語弊があるかも知れないが、

黒人と白人、そしてその他雑多な人種が

（少なくとも表面的には）

完璧に共存して暮らしているからかもしれない。

ただし、そうは言っても、

町を歩いていると様々なカップルに出くわすのだが、

人種を超えたカップルは、（あくまで私の印象でしかないが、）

５％にも満たないという事実は

動かせないと思う。

そして町で歩いていると近づいてくる

物売りやホームレスには、

悲しいことだが黒人や混血が多い。

それもやはり動かせない事実だ。

１日の歩数：１７１５７歩（ 13.2ｋｍ）

１日の出費

食費

朝：朝食付き（ケーキ）

昼：€11（パスタ・ボロネーゼ）

夕：€13.5（スパゲッティ・ボンゴレ）

その他

ホテル：€40

交通費：€9.5

雑費：€6

合計　約￥9600

€１＝￥120 ＊当時のレート

リンク

おすすめDVD ゲームセンターCX

リンク

Prime Video（Amazon.co.jp）に登録

独占配信のAmazonオリジナル作品や、人気の映画やTV番組をお楽しみいただけます。いつでも、どこでも視聴できます。今すぐ無料体験を始めましょう。