2016 ７月１０日 （日） Viserba（ ↔ San Marino、Rimini ）
サン・マリノ（ 日帰り ）
朝はまずホテルで朝食をとる。
思っていた以上に種類も豊富で、
パンにフレーク、ハム、チーズ、ケーキ、果物、
ヨーグルトに、紅茶やカプチーノまである。
これで一泊 €４０ はだいぶお得だ。
朝食後、巡回バス（ 有料 ）に乗ってリミニの中央駅へ。
am１０：４０ 発のサン・マリノ行きに乗るべくバス停に向かうと、
時間前にも関わらず、
すでに周辺に人がぞろぞろと集まってきていた。
海外においては 例外なく、イタリア人も列というものを作らない。
そういうのを見ると〈 ホントに馬〇なんじゃないか？ 〉
と思ってしまうのだが、
日本人が ‶ 例外的 ” にマナーが良すぎるだけかもしれない。
定刻にバスは着いたが、何やら運転手が慌てている。
あまりの待ち人の多さに驚いているらしく、
どこかに電話しているようだ。
それまで周辺に散っていた人たちが、
停車したバスの方へ我先にと集まってくる。
その様子は、さながら池で餌付けされている鯉のようだ。
私は 一応先にいた人の後に続くように並んでみるのだが、
脇から割って入ってくる人達があまりにも多すぎて
収拾がつかない。
バスはみるみるうちに満員になってしまい、
私の乗る手前あたりで運転手が列を止め、
『〇×△＃ チンクエ 〇×＃△！！』
と叫びながらドアを閉めてしまった。
どうなるのかと思っていると、
少しして後ろにもう一台バスがやって来た。
どうやら、先ほど運転手は会社に応援要請の電話をしていたらしく、
しきりに何やら叫んでいたのは、
『 ５分後に次のバスが来るから待っててください！』
のようなことだったらしい。
2台目には何とか乗れそうだったのでひとまず安心した。
ようやく無事に座れて、
５０分ほどで サン・マリノ に到着。
サン・マリノ は世界で５番目に小さな国とのことで、
おそらく１番がバチカン、２番目がモナコだから、
小さな国 １、２、５番目は制覇したことになる。
（ バチカンは前回の旅で訪れた。）
何となく嬉しい気持ちだ。
特に入国時に何かチェックがある訳でもなく、
少し広目のバスターミナルで降ろされた。
近くの階段を登って城壁の中へ入ると、
そこは確かにメルヘンの世界で、
まるで ラピュタ や ドラクエ に出てくるような世界観だ。
町全体が丘の上にあるので坂が多く、
それほど広くないので、
一通り回るにも そんなに時間はかからないのだが、
休憩するにも人が多く、日陰もあまりないので、
しばらく歩いているとへとへとになってきた。
坂の上には当時のお城があったのだが、
入場に €４.５ かかる割に 中もそれほど広くなさそうだし、
またお城の見学をする機会はどこかでありそうなので、
今回は止めておくことにした。
１時間半ほど見て回って観光を終え、
１時のバスで リミニ に戻った。
リミニの町にもやはり中世の町並みが残っていて、
少しその辺を歩いて散策してみた。
それほど大きな町ではないので、
小一時間ほどでコンパクトに観光出来た。
腹も空いてきて、駅前のバーガーキングで
ダブルワッパーコンボを食べる。
旨い！
やはりどの国で食べてもバーキンは外さない。
値段も €７.５ とそれなりだが、
量も多いので 大満足である。
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