
2016 9月9日 (金) Liverpool
映画鑑賞と美術館巡り

昨夜は遅くまで 部屋で、
『 ダークナイトライジング 』( 原題:The Dark Knight Rises )を鑑賞した。
途中まで観て、いつの間にか寝落ちしてしまっていたらしく、
朝起きてから再び続きを観る。
確かに前作『 ダークナイト 』と比べると
演出などにシャープさは無いが、
アメコミ映画としてはそれなりに楽しめた。
ヴィランとしてはしょぼくて、
公開当時 あまり印象に残らなかったベインが、
『 マッドマックス 』新シリーズのトム・ハーディーだったと分かり、
注目して見たのも 飽きずに見れた原因かもしれない。
むしろ 突然台頭してきた女ボスの死に方があっけなさ過ぎて、
まるでコントのようで笑ってしまった。
最後にアルフレッドの前にブルースが現れたシーンも
ちゃんと伏線があっての事で、
そう考えると悪くない終わり方のような気がした。
10時半ごろから 歩いて町の方へと行ってみる。
中心部には1時間ほどで到着。
ウォーカー・アート・ギャラリーという無料で入れる美術館があったので、
絵画を中心に見学した。
有名なところでは、数は少ないが
ルーベンスやレンブラントの作品なども展示されていて、
なかなか見応えがあった。
2時間程見て回り、腹が減ってきたので
近くのデパートの中のフードコートで腹ごしらえをすることに。
ところが フィッシュ&チップスを注文したいだけなのだが、
店のオジサンが何を言っているのかさっぱり分からない。
リヴァプールにもきつい訛りがあって
ネイティブ以外には聞き取りづらいと聞いてはいたが、
他の人達が事も無げに会話しているのを見ると
やはり私のヒアリング能力に問題があるようだ。
ただ 相手によってはすんなり理解できる時もあるから、
訛りにも個人差があるのかもしれない。
ただ・・・明らかに挙動不審になり
戸惑っている外国人に対して、
何も 分かりづらい現地の訛りを押し通さなくても・・
と思うことはある。
そこはホスピタリティの問題だ。
買い物をするにしても、
いろんな場面でそういった部分に出くわす。
ここは本当の意味で先進国なのかと
首を傾げたくなってしまう。
しばらく町をブラついていたが、
雨も降ってきたので 早目に宿に戻ることにした。
スーパーで夕飯を買ってバスに乗り込む。
最寄りのバス停の手前まで来たので、
〈 次降りるボタン 〉を押して出口付近まで移動していたのだが、
何故だかそのバス停をスルーされてしまい、
ドライバーに声をかけると 一つ先のバス停で降ろされた。
しかもドライバーは謝ろうともしない。
確かに日本人は何かにつけて謝り過ぎだと言われるし
実際そうなのだとも感じるが、
明らかな自分のミスすら認めないとは
本当にこれが紳士の国なのかと思ってしまう。
騎士道精神とやらは 何処へ置いてきてしまったのだろう?
こんなことだから アメリカや日本はおろか、
ドイツにまでヨーロッパのリーダーの地位を奪われ、

旧態依然とした保守的な国と言われるのだ。
イギリスは嫌いではないが、
そう言った部分で たまに辟易してしまうことがある。
少しこの国に長居しすぎたようだ。
そろそろ別の国へ向かう頃合いなのかもしれない。
1日の歩数:15000歩(11.5km)
1日の出費
食費
昼:£4.6(フィッシュ&チップス)
夕:£5.3(焼きそばパスタ、ヨーグルト)
その他
ホテル:£25.9
交通費:£2.2(市バス)
雑費:£3
合計 ¥5535
£1=¥135*当時のレート

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トム・ハーディー 出演作品
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