孤旅 #42 クロアチア

プーラ 円形闘技場 一人旅
円形闘技場( アリーナ ) / プーラ 

2016 7月19日(火) Rijeka ~ Pula

リエカでの朝

昨夜はあの後宿に帰ってから シャワーを浴びてすぐ寝てしまい、

その後 夜中の3時くらいに目が覚めた。

ドミなので電気を付ける訳にもいかず、

iPadを持ち出し、狭い玄関前のイスに座って調べ物をしたり、

知り合いにメールを送ったりして過ごした。

トローギルではネット環境が悪く、

2日間ネットが繋がらなかっただけで、

けっこうやることが溜まってしまっていた。

結局 いろいろやっている間に 外も明るくなってきたので、

朝の5時から 少し散歩に出ることにした。

今日の昼にはプーラに旅立ってしまうので、

せっかくなので、リエカの町の雰囲気だけでも感じておきたかったのだ。

大部屋で いまいちくつろげないというのもあったが・・・。


クロアチア
リエカ
時計塔
旧市街入り口の時計塔

泊っているホステル( 低価格の簡易ホテル )の目の前の大通りから、

特徴的な時計塔の門をくぐり旧市街へ。

趣きある町並みを眺めながら1時間ほど散歩し、

満足して部屋に戻った。

元来がんらい、観光にはそれほど熱心ではないのだが、

人のまばらなこの時間帯の街歩きは、

さわやかな空気を感じ取れて気持ち良かった。

1度帰って少し仮眠を取った後、

バスの中での飲み物を買いに行った帰りに、

適当なカフェで コーヒーと一緒にクロワッサンを食べた。

朝のオープンカフェでのひと時も、

何となく贅沢な気分を味わえて

悪くない。

値段も15knクーナ( 約230円 )だから、

決して高くはない。

ドゥブロブニクなどの観光地は別にして、

クロアチアの物価はそれほど高くないのかもしれない。

ホステルをチェックアウトし、ターミナルでバスを待つ。

10時15分発のバスは少し遅れて到着。

昨日のように延々待たされなくて良かったと、

胸を撫でおろす。

車内もゆったり座れるほどの人数で、とても快適だった。


クロアチア
リエカ
コーヒーとクロワッサン
コーヒーとクロワッサンの、オシャレな朝食。

ほぼ定刻通り、pm1:00 少し前に プーラ に到着。

しかし着いたターミナルには これと言った地図や表示がなく、

インフォメーションも無い。

仕方なくターミナル向かいにある Wi-Fi フリーのカフェでビールを1杯だけ頼み、

Googleアース で地図を確認し、

今晩の宿にメールを送ってから移動を開始した。

地図で見ると、さほどの距離でもないのだが

実際歩いてみると けっこう坂が多く、

大きな荷物を抱えながらの移動は思いのほか重労働だった。

それでも20分ほどで宿に到着。

メールを送っておいたので、

宿ではオーナーの マリーノ がきちんと出迎えてくれた。

とても気さくなオジサンで、

その昔、何度も日本を訪れたことがあるそうだ。

ヨコハマ、コウベ、カワサキ、ナガサキ。

全部港町ばかりなので、

「 あなたは Sailor セイラー( 船乗り )か?」と尋ねると、

やはり船舶関係の仕事をしていたとのこと。

それで名前も Marino マリーノ(=海の男くらいの意味か? )

なのかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました