2016 ７月29日（金） Wein ～ Budapest
長い１日
今日は移動の日。
ハンガリーのブダペストまで のんびりバスの旅だ。
チェックアウト時間ギリギリまで粘って、
１１時ちょうどに部屋を出た。
受付で対応してくれたのは 昨日と同じ若い女性のスタッフで、
滞在中、今後の旅先のことなどを
親身になって教えてくれたりしたのだが、
ウィーン最終日のこの日も、
笑顔で優しく送り出してくれた。
そばかすがある頬っぺたと
顔のしわ全部を目元中央に寄せて作る笑顔が、
海外ドラマに出てくるお転婆な女の子のようで可愛らしく、
もう少し話をしておけば良かったかなと思った。
さて、宿をでたのは良いが、
まだ時間がたっぷりある。
ペニーマートで買ったハムサンドをベンチでゆっくり食べ終えても、
まだ１１時半にしかならない。
Praterstern 駅のマクドナルドで更に１時間ほど過ごし、
まだ早いがバスターミナルのある Stadion 駅まで
メトロで移動することにした。
Stadion 駅に着くと、大きなショッピングモールがあったので、
中にあるカフェでカプチーノを飲みながら
iPad で途中だった『 教団X 』の続きを読む。
出発時刻の３０分くらい前から停留所に移動して待ったが、
定刻になってもバスはやって来ない。
今回のバスは経由便らしく、
遅れるのはいつもの事なのだが、
どうにも落ち着かない。
結局バスは５０分も遅れて到着し、
ようやく乗車出来た。
しばらくするとバスは高速に入る。
ここから飛ばしていくのかと思いきや、
ひどい渋滞に巻き込まれてしまった。
ただでさえ遅れているのに、
全く前に進まなくなってしまった。
しかも、ななめ後ろの席のオジサンが、
酔っているのか ずっと大声で独り言を言っていて
とても居心地が悪い。
かと思えば、隣に座ったインド系（ ？ ）の若者が、
腹でも減ったのか、
おもむろにパンとナイフ（ けっこう鋭利なやつ ）を取り出し、
さらにサラミを丸ごと一本出すと、
ナイフで一切れずつ切っては 食べ始めた。
どうりで さっきからスパイスのような独特な臭いがすると思った。
臭いの正体はサラミだったのだ。
それを丸ごと持ち運んでいるのもすごいが・・・
その前に バスにナイフとか持ち込むなよ！！！
しかも、席の前に設置してある、
小さな折りたためるテーブルにサラミを直に置いてカットしている。
その接地したとこ大丈夫！？ 衛生的に大丈夫！？
しかも、そのテーブルの接地した部分、
後で次の人のために拭くんだろうね！？
などといろいろ心配になってくる。
（ もちろん彼がその後、
テーブルを拭くことはなかった。）
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