孤旅 #57 スロバキア → チェコ

ブルノ 一人旅
ブルノで泊まった部屋

2016 8月3日(水) Bratislava ~ Brno

チェコの古都ブルノ

スロバキア
ブラチスラヴァ
青い教会
可愛らしい装飾の『 青の教会 』 / ブラチスラヴァ

昨晩は、隣の部屋の住人がベランダで

夜中の2時まで話をしていたため、

いまいち落ち着いて眠れなかった。

いくらホステルとは言え、

他の部屋の利用客のことも考えてほしい。

10時前にはチェックアウトし、

市バスで高速のバスターミナルへ。

出発までだいぶ時間があったが、

奥の食堂で昼食を取ったり、

本を読んだりしているうちに 時間は過ぎた。

バスは他の場所からの経由便だったが、

時間通りに到着。

12時15分に出発し、

特に渋滞もなく 午後2時には

チェコの ブルノ に着いた。


歩いて今日の宿を探す。

今回の宿は 思いっきり町の中心部らしい。

大きいビルの一角に宿泊先を発見。

チャイムを鳴らすと、小さな事務所のような部屋に通された。

デスクが二つあって、どちらも女性が座っている。

若い方のスタッフに手続きをしてもらっていると、

もう一人の少し年上の女性( 50代前半くらい )に、

震災後の福島の現状について質問された。

( 私の本籍地がパスポートに記載されていたのに

気付いたらしい。)

彼女は いわゆる ‶ エコロジスト ” で、

世界の自然環境に興味があるらしく、

特に福一原発の状態について懸念しているようだった。

残念ながら私自身、だいぶ前に福島の実家を離れ、

東京近辺で暮らしていたため、

そこまで正確な情報が入ってくるわけではなかったし、

知っている情報を伝えるにも

私の英語のボキャブラリーはあまりに乏しく、

なかなか言いたいことが伝わらない。

少しもどかしい気持ちもあったが、

こんなに遠くの国の人が日本の現状を憂いてくれていると思うと

素直に嬉しかったし、

その女性に何となく親近感を覚えた。

もう一人のスタッフも丁寧な対応で好感が持てた。

その後手続きも終わり、部屋に通された。

昨日の宿とは打って変わって 隅々まで綺麗に整えられている上、

調度品のセンスも良く 申し分のない部屋だ。

シャワー、トイレは外付きだが

チェコ
ブルノ
街並み
あちこちに楽しいオブジェが見られる / ブルノ

これで一泊 €26とは思えなかった。


一段落して 町の散策に向かう。

ブルノは小さな町だが 所々古い町並みも残っていて、

落ち着いた雰囲気の良い町だ。

しかも 少し北に来たせいか、

気温も低く 気候的にも過ごしやすい。

1時間くらいブラブラ歩くと、

中心部の大概のところは一通り散策することが出来た。

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