孤旅 #97 イギリス

The Theatre of Dreams イギリス マンチェスター・ユナイテッド オールド・トラッフォード 一人旅
‶ 夢の劇場 ” オールド・トラッフォード / マンチェスター

2016 9月11日 (日) Manchester

‶ The Theatre of Dreams ” オールド・トラッフォード

イギリス
マンチェスターユナイテッド
トレブル
オールド・トラッフォード
伝説のトレブルの際のトロフィー / オールド・トラッフォード

昨日早目に寝てしまったのもあって

今朝は5時ごろ起きてしまい、

周りの迷惑にならないように ベッドに入ったまま

iPadで調べ物をして過ごした。

ダラダラしていると いつの間にか8時近くになったので、

起き出して 朝食を食べにマックへ向かう。

9時を回ったところで、トラムに乗って

オールド・トラッフォードへ出かけることにした。

オールド・トラッフォードは

言わずと知れた マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアムで、

別名 ‶ The Theatre of Dreams ” ( 夢の劇場 )

とも呼ばれているスタジアムだ。


* 今でこそ マンCやリヴァプールの後塵を拝しているが、

我々の世代にとって プレミア・リーグと言えば、

ファーガソン監督時代のマンチェスター・ユナイテッド( マンU )であり、

その対抗馬と言えば、アーセン・ヴェンゲル率いるアーセナルや、

モウリーニョのチェルシーであった。

当時のマンUには、キング・カントナを筆頭に、

ギグス、ベッカム、スコールズ、など生え抜きの選手以外にも、

ロイ・キーン、ファン・ニステルローイ、ルーニー、テベス、パク・チソン

そして若き日の C・ロナウドなど

綺羅星の如くスター選手が毎年のように排出されていて、

本当の意味でのビッグクラブだった。

( ファーガソン政権の最晩年には この序列の中に

香川真司の名前も加わったのだが、

折り悪くファーガソンの監督勇退の時期と重なってしまい、

その本領発揮とまでは至らなかったのは本当に残念だった。)


30分ほどでスタジアムに到着。

正直 外観は驚くほどの大きさは感じず、

まぁ こんなものかと言ったところだった。

まずはスタジアムツアーの申し込みに行く。

事前予約をしていなかったので

取れたのは am 11:20 からの回という事で、

1時間半ほど時間が空いてしまった。

その間 ミュージアムの見学をすることに。

圧倒されたのは獲得したタイトルの数で、

さすがはリーグ最多優勝を誇るクラブだけの事はある。

アンフィールドで見た ビッグイヤー5個の展示も迫力があったが、

こちらは 伝説のトレブル( 1998-1999シーズン )時のものも含め、

トロフィーや盾など数え切れないほどで、

さすが100年以上の歴史を誇る名門クラブだなと感心させられる。

余った時間 カフェでカプチーノを飲みながら待っていると、

ついにツアー開始の時間になった。

同じ時間帯のツアー参加者は30人ほどで、狭い通路を通り

まずはスタンド席の方へ案内された。

スタンドの角度は割と緩やかで、

そこまで圧迫感は無さそうだ。

しかし 何より最前列の席とピッチとの距離が近いのに驚く。

まさに目の前で超一流のプレーが見られる造りになっている。

何千年もの昔、コロッセオに放たれたグラディエーターを

生で観戦するかのようだと勝手に夢想してみる。

ゴールサイドは ゴールネットの奥行きが狭く、

その後ろの鉄柱が最前列の席の目の前に位置している。

この席から観戦出来たらさぞかし迫力満点だろう。

本当は生で試合を見てみたかったが、

こればかりは仕方がない。

10日後に行われるカンプノウでの試合に

楽しみは取っておこう。


その後 選手たちのミーティングルームやプレスルームを見学。

何より興奮したのが、選手が入場するコーナー付近の入口から

選手たちがやるように歩いてピッチに入場した時で、

入場と共に流されたBGMの演出の効果もあり、

参加者は皆興奮し歓声を上げ、私も夢見心地だった。

監督や選手が座るベンチ脇に案内された時には

私にしては珍しく 他の参加者にお願いをして、

イギリス
マンチェスターユナイテッド
オールド・トラッフォード
選手入場口
選手入場口から アンセムと共にフィールドへ出る粋な演出 / オールド・トラッフォード

自分自身が映ったスタンドの写真を撮ってもらった。

今後おそらく家宝として

自慢のネタになることだろう。

ツアーは1時間ほどで終了したが、

まさに夢のような空間だった。


トラムで市内まで戻り

時間があるので久々に映画を観た。

かの超大作『 ベン・ハー 』のリメイクだったが、

原作の内容もすっかり忘れていた上、

モーゼが出てくる『 十戒 』と記憶がごちゃ混ぜになっていたこともあり、

怖ろしく長く退屈に感じた。

途中の戦車戦は多少盛り上がったが、

それ以降はおざなりな内容で、

入場料が安かったとは言え よく調べもせず入ってしまい、

もったいないことをしたと反省した。

夕飯は近くのスーパーでレトルトのパスタを買って済ませた。

明日はついに イギリスを脱出だ。


1日の歩数:14313歩(11.0km)

1日の出費

食費

朝:£3.2(エッグマック・マフィン)

夕:£4.3(レトルトパスタ、ミートパイ)

その他

ホステル:£22.2(ドミ)

交通費:£3.2(トラム)

入場料:£18(オールド・トラッフォード)

その他:£34.4(Tシャツ£20、『ベン・ハー』£6.9、カプチーノ£2.6)

合計 約¥11516

£1=¥135*当時のレート

マンU全盛期のゴール集

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