
2016 10月30日 (日) Ouarzazate
タウリルト・カスバ ( ワルザザート 2日目 )

*サマータイム終了。日本との時差 ー9時間
・・・・・・・・・・・・・・・
ワルザザート 2日目。
まずは ホテル1階のカフェで 朝食を済ませる。
オムレツとパンとコーヒーのセットで
20DH( 約210円 )。
食事の後は、近くにある観光地、
タウリルト・カスバに向かった。
歩いて20分ほどで カスバが見えてきた。
遠景を写真に収め、
正面の入口へ向かう。
受付で 入場料20DH( 約210円 )を払い、
内部を見学。
タウリルト・カスバ( カスバ=城塞 )は、
17世紀に建てられたもので、
ベルナルド・ベルトリッチ監督の映画
『 シェルタリング・スカイ 』のロケ地としても知られているところらしい。
建物自体 さほど大きなものではないが、
古い建物の中は迷路のようで
大小様々な部屋が入り組んでいる。

なかなか興味深い場所だ。
カスバ内部を歩き回って 少し疲れたので、
向かいにあるレストランで ジュースを飲んで一休み。
そこは、建物の屋上にある見晴らしの良いカフェで、
たまに吹き抜ける風も心地良かった。
その後、一旦部屋に戻り休憩。
動画サイトを見たり、
1階のカフェでお茶を飲みながら
読書をして過ごす。
夕方過ぎ、辺りが暗くなったところで再び外出。
今日も宿の前の広場 ( アル・ムアヒディン広場 )は賑やかで、
人の出も多い。

広場中央では 何やら人が群がって、
大きな人の壁が出来ている。
何か出し物でもしているのか、
政治的な集会なのかは分からないが、
とにかくすごい熱気で
少し怖いくらいだった。
あまりにも野次馬が多いので、一旦広場を離れ、
昨日と同様 辺りを散策することにした。
しばらくスークの中を歩き回り、
適当な店で ケバブサンドと柿を
夕飯用に買って帰る。
柿は 日本のものより少し縦に長く
珍しい形をしている。
実は良く熟していて、
味もほぼ日本で食べるものと同じで
とても美味しかった。
それにしても さっきの広場の賑わいは何だったのだろう。
日曜の夜というのも関係しているのかもしれないが、
凄い熱気を帯びていた。
昔 中国を旅している時に遭遇した、
夜の人民公園を思い出す。
中国では、週末になると老若男女問わず、
町の中心の大きな公園に繰り出し、
皆で歌や踊り、スポーツなどに明け暮れていた。
しかも、けっこうな遅い時間でも
老人から子供まで、
大きな音で音楽を流しながら
賑やかに公園で遊んでいるのだ。
公園が まさに憩いの場となっていた。
それを見て、何だか説明のつかない
懐かしさを感じたものだった。
今日の群衆は、

何に興奮しているのかが分からない分、
何となく落ち着かない感じがしたが、
とにかく 何かの熱を帯びた人があれだけ集まるというのは、
刺激的な事だ。
一人旅は寂しくもあるが、
異国に一人だけ ポツンと取り残されたような感覚というのは、
こういった旅でなければ
なかなか味わえないものなのかもしれない。
明日は、映画のロケ地として有名な
アイト・ベン・ハッドゥ に行ってみようかと思う。
1日の歩数:13658歩(10.5km)
1日の出費
食費
朝:20DH( オムレツセット )
夕:27DH( ケバブ、柿×2 )
その他
ホテル:80DH
入場:20DH( タウリルト・カスバ )
雑費:51DH( スプライト15DH、紅茶10DH )
合計 約¥2079
1DH=¥10.5 *当時のレート

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