2016 9月15日 (木) Pontorson ( ↔ Mont Saint-Michel )
憧れの モン・サン=ミッシェルへ
今朝方、早く起きてしまい、
昨日の日記を書いた後、
そのまま モン・サン=ミッシェル の観光に出かけた。
歩いてすぐの駅からバスに乗れるという事で
待合室で待っている間、
明日のレンヌ行きの電車のチケットを買っておいた。
それにしても本当に本数が少ない。
明日乗る便の am 9:10 の次はpm 2:00 の便しかないので、
乗り遅れたらとんでもないことになる。
その後の レンヌ~ナント 間のバスは すでにネットで予約してあるので、
乗り遅れないように気を付けなければならない。
バスの出発の時間( am10:10 )になると、
駅の控え室からドライバーが出てきて、
待っていた他の観光客たちも一斉にバスに乗り込む。
私の他にも ここから乗っていく観光客が、
3~4組あるようだ。
バスはほぼ一本道を進んで行く。
20分ほどで海沿いまで出てきた。
ネットの情報では、手前のレストハウスで降りて
シャトルバスに乗り換えると聞いていたのだが、
地元のバスだからか、レストハウスを通過し、
島に続く長い長い橋を渡った 修道院入り口の近くまで付けてくれた。
橋を渡る時、バスの窓からパンフレット等でお馴染みの
あの姿を確認した時には かなり興奮した。
5年前の旅でもコースには入っていたが、
金銭的な状況から途中で断念し、
また再開した今回の旅で やっと辿り着いた
世界有数の名所だ。
噂に違わず そのシルエットは美しかった。
とりあえず、外観を何枚かを写真に収めてから 中へ。
入り口から入ると 内部は道が細くなっていて、
もともとあった岩山に沿って道が造ってあるようだ。
どこかで見た造りだと思っていたが、
後で上空からの写真を見た時、
正しく あの『 ロード・オブ・ザ・リング 』の人類最後の砦、
ミナスティリスであることに気付いた。
もちろん 映画のように何層にも渡って外周に沿って登って行く訳ではないが、
よくよく見ると 外からのシルエットと言い、
監督の ピーター・ジャクソン が参考にしたのは
間違いないだろう。
( あるいは イラストレーターの
アラン・リー か ジョン・ハウ のアイディアかも知れないが・・・。)
道は少し登り坂になっていて
両脇に土産物屋が並ぶ。
こちらは何となく 台湾の九份 ( キュウフン )を思い出した。
観光客で道が混んでいるので 逃げるように階段のある外壁の方に回り、
上層の修道院を目指す。
さっきのメインの通りと合流し、長い階段を上って
いよいよ内部へ。
入場料は €9 と、これだけ有名な観光地では
安い部類に入るだろう。
再び階段を上り最上層のテラスに出て
教会の内部に入る。
残念だったのが、けっこう雨が降っていたため
眺めの良いテラスでのんびりできなかったことだ。
雨の降る景色も趣きはあるが、
霧であまり遠くまで見通せないのが残念だった。
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