2016 10月11日 (火) Fez
知人との再会 ( フェズ5日目 )
今日は、旧市街からユダヤ人街の宿へ移る日だ。
朝早くに起きてしまったので、
しばらくYouTube などを観ながら過ごし、
10時半にチェックアウト。
30分ほどかけて スマリン門のそばの
Hotel Abdul ( 仮名 )へ移動する。
ホテルに着くと 店主の カリム ( ルシフ門の少年と同じ名前だ。 )がいて、
すぐに部屋に案内してくれた。
部屋は狭く 窓も無かったが、
住めば都とはよく言ったもので、
慣れてしまえば それなりに居心地は良く、
自分の順応性の高さに驚く。
一旦落ち着いたところで
新市街の散策に出ることにした。
まずは 歩いて10分ほどのところにある
デパートに行ってみた。
そこには 今までモロッコで見てきたものとは違う、
日本や欧米にいる時と変わらない
現代的なショッピングモールがあった。
テナントには ブランド物の洋服店や、
フードコートなども入っている。
久々に バーガーキングを見つけて、
腹も減っていたので
お昼にワッパーコンボを食べた。
味はヨーロッパで食べたのとほとんど変わらず、
値段は3分の2くらいと、
なかなか悪くなかった。
やはり ワッパーコンボは
どうしても 定期的に食べたくなる味だ。
その後、新市街を鉄道駅まで歩いて行って
急な腹痛に襲われトイレを借りた後、
バスターミナルまで行ってみようと思ったのだが 場所が分からず
仕方なく 一旦宿へ戻ることにした。
外は暑いので しばらく部屋で過ごし、
マサヤ君からの連絡を待つことにした。
シャウエンで知り合って意気投合したマサヤ君が、
今日 シャウエンからフェズに移ってくるとのことで、
一緒に夕飯を食べる約束をしていた。
6時半ごろメールでこちらに着いたとの連絡を受け、
ブルーゲート( ブー・ジュルード門 )の前で待ち合わせた。
無事 合流を果たし、彼が両替がしたいというので、
両替所を探しがてら
メディナの中のメイン通り ( Talaa Kbira 通り)を歩いていると、
一人の客引きに声をかけられた。
マサヤ君は その客引きの男と
何やら会話し始めた。
スペイン語での会話なので、
こちらには 何を話しているのかさっぱり分からない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だが、すぐに
「 まずいことになったな・・・。」と思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それが マサヤ君の良いところなのだろうが、
彼には ‶ 話せば誰でも分かり合える ” とでもいった信念があるらしく、
こういった ちょっとした勧誘でも
なかなか無視することが出来ない。
客引きは延々30分以上付きまとってきて、
それでも何も買わず 何処にも付いても行かないと見ると、
何やら悪態をついて 恨めしそうにしながら帰って行った。
こういった場合、
何も買わないなら その気を見せずに
最初から無下に断ることも 必要なのだ。
あまり勿体ぶって その気があるかのように振る舞うと、
却って 変な恨みを買うことになりかねない。
向こうからしたら 脈がありそうだからと
時間を費やして何とか口説こうとするわけで、
結局何も買わないとなると、
その分の時間を無駄にしたことになる。
そんなのは向こうの勝手だと思うかもしれないが、
その土地土地によってルールがあるのだから、
我々もそれを知っていなければ、
こちらが痛い目を見ることもないとは限らないのだ。
何だか 客引きの男が少し可哀そうにも思えてくるが、
ここで同情して何かしら買ってしまえば
向こうの思う壺なので、
やはり 彼には諦めてもらうことにした。
腹も減ってきたので
とりあえず 二人でブルーゲートからメディナの外へ出て、
宿の近くのレストランに入り、
グリルチキンとハリラスープを注文した。
味も悪くなく、ボリュームも十分で、
なんなら少し残してしまうほどだった。
会計も明朗会計だ。
素晴らしい。
また明日訪れても良いくらいに
気に入った。
食事の間も マサヤ君とは色々と話し込んだ。
何より 日本語でこれだけ長い時間会話をするのは
かなり久し振りなことだ。
マサヤ君は ちと危険な部分もなくはないが、
話をする分にも 聞く分にも、
退屈しない相手ではあった。
食べ終わった後は、
また明日も 一緒に皮なめし工場に行く約束をして別れた。
皮なめし工場には微塵も興味がないが、
良い暇つぶしくらいにはなるだろう。
何せ明日も、これといった予定は何もないのだから・・・。
1日の歩数:28477歩(21.9km)
1日の出費
食費
昼:55DH(ワッパーコンボ)
夕:48DH(グリルチキン、ハリラ、ミントティ)
その他
ホテル:55DH
雑費:23DH(紅茶7DH、ティッシュ5DH、
ナツメグ5DH、水6DH)
合計 約¥1901
1DH=¥10.5 *当時のレート
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