死者が暮らす家 ( レコレータ墓地 )
本屋での見学を終え、
休憩がてら マックで昼食を取った後、
次に、アキちゃんが 常々行ってみたいと言っていた
レコレータ墓地 に行ってみることにした。
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レコレータ墓地 は、
ブエノスアイレス市内にある有名な墓地で、
著名人や、名のある政治家などの
墓があることで知られている。
( 映画やミュージカルになったことでも有名な
‶ エビータ ” こと エバ・ペロン の墓も
こちらにあるとのこと。)
アルゼンチンの墓は、日本のそれより
大きく派手な造りのものが多く、
お金や権力のある人の物ほど それが顕著で、
その見た目の華やかさから やや不謹慎ではあるが、
ブエノスアイレスでの
ちょっとした観光スポットになっているとのこと。
( 日本で言うと、高野山のようなものか・・・。)
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しばらく歩くと
レコレータ墓地に到着。
広大な敷地の中を歩いて行くと、
なるほど道の左右に
これでもかというほど派手に装飾された大きなお墓が
建ち並んでいる。
その姿は、まるで生前のその人物の威力を
競っているかのようでもあった。
もはや お墓と言うよりも、
故人が死後に安寧に暮らすための家と言っても良いくらいだ。
日本の沖縄に行った際にも、
大きく 家のような造りのお墓を見かけたことがあるが、
それと似たようなものかもしれない。
確かに( こう言っては不謹慎だが、)見栄えがするので、
人気の観光スポットになっているというのも頷ける。
実際、来場しているのは 故人のお墓参りというよりは
観光で訪れている人の方が多そうだった。
私の場合、たまたまアキちゃんに連れられて来ただけで
何の前情報も無かったため、
他国のお墓を見るということ自体 とても新鮮な気持ちだったし、
日本とは ‶ 死 ” の捉え方自体が違うのかと思うと
とても興味深かった。
自分から来たがっていたアキちゃんが
実はこういった場所が苦手で、
人気の少ないエリアになると 急に怖がり出すのも
どこか 可愛らしかった。
どうやら 訪れてはみたかったが、
一人で来る勇気は無かったので
私を誘ってくれたということのようだ。
それならそれで 私としても大歓迎だ。
誘われなければ、訪れることの無かった場所を
二つも観光出来たのだ。
それに、この遠い異国の地で、
単純に 日本人の女の子と二人で散歩出来ただけでも
何か ほっこりした気分だ。
ひと通り見学した後、
バスで宿へ戻った。
その後は、ロビーで漫画を読んだり、
新たに宿に加わってくる人たちと
自己紹介がてら 旅の話を交換して過ごした。
それなりに 楽しい一日だった。
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明日は 宿のオーナーの旦那さん( ヨウ子さんのご主人 )が、
地元のサッカーチームの応援に行くということで、
私も連れて行ってもらうことにした。
( サン・ロレンソ という 地元の人気クラブの試合らしい。)
南米のサッカーには、会場の盛り上がり方を含め
とても興味があったので、
今から 観戦が楽しみだ。
1日の歩数:15218歩( 11.5km )
1日の出費
食費
昼:ARS 89 ( マクドナルド、トリプルベーコン・バーガー )
夕:なし ( 買い置きのパスタ、ビール )
その他
ホステル:ARS 154
交通費:なし( SUBEカード )
雑費:ARS 30 ( コーヒー etc. )
合計 約¥2048
ARS1=¥7.5 *当時のレート
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