弧旅 #214 (番外編) 香港、マカオ

広州 鎮海楼 越秀公園 広州博物館 アジア
越秀公園の中にある鎮海楼(広州博物館) / 広州

無人の婦人服売り場 と ‶夜行バス″

広州
越秀公園
鎮海楼
正面
正面から見た鎮海楼(広州博物館) / 越秀公園

駅近くのデパートなどを冷かしながら、

手頃なファーストフードに入って時間をつぶそうとするも、

手頃な場所がなかなか見つからない。

だいぶ駅から遠ざかってしまったので

戻ろうとしたところで、

地下街への入り口を発見。

信号が変わるのを待って横断歩道を渡るのが煩わしく感じたので、

何とはなしに地下に降りてみた。


階段を下りたところは婦人服を扱ったエリアだった。

まだ5時半を過ぎたばかりにも関わらず、

どの店も店仕舞いをしている最中のようだ。

広州
駅前
地下街
婦人服売り場
マネキン
延々と続く地下婦人服売り場とマネキン達。突然 異世界に放り込まれたような感覚。

それにしても この婦人服エリアが

とにかく長い!!!

500メートルはあるであろう通路の両側に

婦人服店がびっしりと並んでいる。

その象徴とも言うべき女性用のマネキンが

人気の少ない通路に延々と立ち並ぶ様は、

どこか不気味なものがあった。

圧倒されると言おうか・・・。

まるで人間が消えてしまった街に

一瞬にして迷い込んでしまったかのようだ。


地下街をしばらく進むと行き止まりになったので、

地上に上がって

適当に夕飯を取れる場所を探す。

ちょうど良さそうな食堂に入って

チャーハンと水餃子、コーラを注文。

広州
チャーハン
水餃子
夕飯
チャーハンに水餃子、ドリンク付きで圧巻の39元!(約780円)

量も多く、味も十分満足できるもので、

値段も合計で39元。(=約780円)

香港やマカオの半分くらいの価格だ。

本来は香港やマカオでも

これくらい気軽に注文したいものだが、

なかなか難しいものだ。


駅近くの韓国人街を少し散策した後、

pm 6:50 ごろにバスターミナルに到着。

待合室で待っているとアナウンスが流れたので、

指定されたバスに乗車する。

席にはだいぶ余裕があるようで、

2列目の二人分の席に着くことが出来た。

間もなく 定刻通りの pm 7:20 に出発。

バスが出るとすぐに車内の照明が落とされた。

外はすでに日も暮れていて真っ暗だ。

音楽を聴こうかと思ったが、

スマホのバッテリー残量は5パーセントを切っている。

いざという時のために

バッテリーは残しておきたかったので、

車内では何もすることがなくなってしまい、

仕方なく 窓からの景色を眺め続けた。

外は真っ暗で、たいして景色も見えないが、

これが一つも退屈に感じない。

それどころか、

月明りに照らされる川の水面や、

街灯や民家から漏れる光が流れていくのをただ眺める時間は

至福のものだった。

・・・・・・・・・・・・・・・

以前 3か月かけて中華圏を旅した時のことを思い出す。

あの時も メインの移動手段はバスだった。

当時はネット環境も今ほど整っておらず、

その日の宿も 次の町に着いてから探すのが常だった。

町に着く前には少し不安になった。

夜遅くなればなるほど、

宿探しは難航する。

やっと見つけたホテルも部屋が満室で、

何件回っても空室が見つからず、

野宿を覚悟したこともあった。

ただ、当時は それも旅の一部と

楽しんでいたような気もする。

今では あの時のような旅をすることは出来ないだろうが、

暗いバスの車中から眺める町の風景は

今も昔もそれほど変わらないだろうし、

あの時のような気分を

瞬間的にはこうやって感じることができる。

そもそも 私は旅行での移動が好きだ。

移動こそが旅と言ってしまっても

良いような気さえしている。

珠海
州境
ボーダー
拱北口岸
夜の州境付近。遅い時間までたくさんの利用者でごった返していた。 / 拱北口岸(珠海)

それは 今までの旅で

自然と刷り込まれたことなのかもしれないが、

ついつい忘れてしまっていた感覚だった。

今回のこの小旅行で

その感覚を改めて確認できただけでも、

良い旅だったと言えるのかもしれない。


そんな感じで旅の余韻に浸っていると、

突然バスが止まった。

停留所も何もない道端のスペースに、

よく見ると、もう一台バスが停まっている。

「〇✖▲¥*+&%!!、+*¥+△〇!!!」

ドライバーが何やら大きな声で叫んでいる。

何かのトラブルかと思いきや、

隣りに停まっているいるもう一台のバスに

乗り移れとのこと。

どうやら このバスは州境には行かないらしく、

ここで乗り換えが必要らしい。

〈これも中国か・・・!?〉

突然のことに困惑しながらも、

急いで荷物ごとバスを降りる。

乗り移った方のバスはほぼ満席で、

空いていたのは一番後ろの席だけだった。

着席する間もなくバスは出発。

しばらくすると珠海の州境ターミナル(拱北口岸)が見えてきた。

珠海、マカオのイミグレとも

特に問題なく通過。

マカオ
夜
罰金
街並み
夜も更け、人もまばらなマカオの町。

マカオ入境の際、一瞬係員に呼び止められたが、

指紋認証を促されただけだった。

マカオの 關閘 から再びバスに乗車し、(6パタカ)

部屋に着いたのは 夜中の11時過ぎだった。

何はともあれ、

長い長い一日だった。


1日の歩数:34956歩(24.5km)

1日の出費

食費

朝:なし(買い置きの梨)

昼:39元(牛肉フォー、タルト×4)

夕:39元(チャーハン、餃子、コーラ)

その他

ホテル:621MOP

交通費:12MOP(市バス×2)

        132元(バス、珠海↔広州) 

入場:20元(南越王博物院、広州博物館)

雑費:53.5MOP(抹茶ラテ22、バナナ15、etc.)

    8元(コーラ、水)        

合計 約¥17460

MOPマカオ・パタカ=¥18.5、中国げん=¥20 *当時のレート

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