2016 10月19日 (水) Hassi Labied( Merzouga )
サハラツアー その後
宿に到着後は 疲れもあり、
各自自分の部屋へと戻って行った。
その際 ヨンちゃんに、
フロントに預けてあった彼女のスーツケースを
二階の部屋へ持って行くのを手伝うように頼まれた。
ホテルにはスタッフもいるのに、
なぜ そんな雑用を私に頼むのか不思議だったが、
考えてみれば それも彼女の私に対する親密さの現れかと思えて
少し嬉しかった。
部屋に戻って シャワーを浴び
洗濯を済ませる。
ベッドに横になって寝ようとするが
たいして眠くならない。
よくよく考えれば、少し疲れはあるものの、
砂漠でも けっこう睡眠が取れたので
特に寝る必要もないのだ。
午後1時過ぎまで部屋で過ごし、
いつもの 猫カフェに食事を取りに出かけた。
店に入ると、日本人の女将と
日本人男性客が話し込んでいた。
しばらくすると、女将が娘のエマを探しに出かけたので
何となく男性の方に話しかけてみた。
男性の名は シライさんといった。
彼も 案外時間を持て余していたらしく、
お互いの旅の話などをしながら盛り上がった。
盛り上がったのは良いが、
シライさんは けっこう話が長い。
いつの間にか4時近くになり、
私も さすがに少し疲れたので
宿へ戻ることにした。
部屋では 特にすることもなく
YouTube を見たり、PSPでウイイレをやって過ごし、
夜8時になったので下の食堂に
夕飯を食べに降りる。
いつも通りのビュッフェスタイルの夕食で、
食事を取るレーンにヨンちゃんがいたので
軽く挨拶をする。
今日は宿泊客に日本人はいないらしく、
何となく席に着けないでいると、
ヨンちゃんが 隣りの席に誘ってくれた。
すでに席に着いていた、
このホテルに半月以上滞在しているという
韓国人女性のジンさん( 30歳くらいか? )と、
もう一人の韓国人の男子学生と
四人でテーブルを囲むことになった。
周りは皆韓国人なので
食事中の会話では 韓国語が飛び交った。
誰かが一節話し終えるごとに、
ヨンちゃんかジンさんが その内容を英語で訳してくれる。
男子学生の方も、最初 私が日本人ということからか
少し不愛想に見えたが、
徐々に会話に加わるようになった。
全くのノー・ウェルカムという訳でもなさそうだ。
巷では 日韓関係がこれまでにないほど悪化していて、
修復不可能だと言う人さえいるが、
そういった論調は 実際に相手に接触したことの無い、
ネットの中だけで生きている人の偏見なのではないかと
感じることがある。
もちろん韓国の人たちが、
歴史上 日本に対して何も思う所がないとは言わないが、
それは国の教育や、偏った情報によるものであって、
将来的には解決できる問題だと思うし、
同じことは 日本人にも言えると思うのだ。
会話の中で、ジンさんが
明日皆で行くという ジープツアーに誘ってくれた。
と言っても、ジンさんが参加する訳ではなく、
今いるジンさん以外の二人( ヨンちゃん、男子学生 )と
明日 サハラツアーから帰ってくる
韓国人の女の子二人が行くので
参加してみては?と提案してくれたのだ。
私も 一日滞在を延ばそうかと思っていたところだったし、
何なら2~3日滞在が延びたところで
何も不都合はないので、
前向きに考えるように伝えた。
食事を終えて、何となく自然解散の流れになり、
私は どこからか食堂に迷い込んできた猫と
戯れていた。
ヨンちゃんは、他の二人が去った後も
少しの間残ってくれていたが、
時計も9時を回り 眠くなったのか、
あるいは さすがに二人でずっといるのも気まずくなったのか、
自分の部屋に戻って行った。
私もしばらく子猫の相手をした後、
部屋に戻った。
やはり 昨日の疲れもあったのだろう、
ベッドの上で 次の目的地の情報を
ネットで検索したりしているうちに、
いつの間にか 寝てしまっていたようだ。
1日の歩数:9794歩(7.5km)
1日の出費
食費
朝夕:宿代込み
昼:45DH( 野菜サンド、ミントティ )
その他
ホテル代:150DH
雑費:14DH( 水、ジュース )
合計 ¥2195
1DH=¥10.5 *当時のレート
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