弧旅 #219 (番外編) 香港、マカオ

香港 香港島 筲箕灣 筲箕灣電車總站 トラム アジア
香港島トラムの東側の終点ターミナル / 筲箕灣電車總站

香港の離島(長州島)へ行く (10日目)Part①

香港
九竜地区
尖沙咀
スターフェリー
尖沙咀天星碼頭
お馴染みのスターフェリー乗り場 / 尖沙咀

今日が実質的な香港での最終日。

朝は9時半に起きて、10時過ぎに外出。

今回泊っているホテルのフロントは

チョンキンマンションのEブロックにあるのだが、

部屋はDブロックにあるという

少し複雑な造りになっている。

Dブロックのエレベーターが部屋の近くにあって、

わざわざフロントを通る必要がないので

煩わしくなくて良い。


今日は中環にあるフェリーターミナルから

南Y島まで遠出する予定。

まずは香港島に行くため

スターフェリー乗り場へ向かった。

・・・・・・・・・・・・・・・

香港島側に上陸後、

スターフェリーの桟橋から離島行きのフェリー乗り場を目指す。

ターミナルから海沿いを西の方に進むと、

離島行きのフェリーが出る桟橋が

順番に並んでいる。

南Y島行きのフェリーが出るのは④番の桟橋からだ。

実は 南Y島には、

15年前の長旅の際に訪れている。

今回、せっかくなので

以前の旅を懐かしむ意味でも

久し振りに訪れてみたかったのだが、

その一個手前にある「長州島行き」の

③番の桟橋の前で足が止まった。

「以前行った島に行って懐かしむのも良いが、

まだ行った事のない島に行くほうが

より実りのある旅になるのではないか・・・。」

スマホで長州島を検索してみると、

ここもビーチがあったり、

香港
長州島
離島
フェリー
フェリーに乗って長州島へ / 長洲渡輪碼頭

新鮮なシーフードが食べられるなど、

なかなか良さそうな島だ。

そう思うと俄然 長州島の方に興味が湧いてきたので、

思い切って 目的地を変更することにした。

こうやって急に日程を変更できるのも、

一人旅の良いところだ。


am 11:15 の便に乗船。

香港-マカオ間のターボジェットほど

スピードが出るわけではないが、

これはこれで なかなか快適だった。

約1時間ほどで 長州島の西側にある

長洲渡輪碼頭 の桟橋に到着。

香港
長州島
長洲渡輪碼頭
食堂街
海沿いを北に行くと食堂が並ぶエリアが。/ 長州島

まずは海沿いを北の方向へ歩いてみる。

土産屋が続く中、

ちょうど腹も空いてきたところで、

食堂が建ち並ぶ一帯に差し掛かった。

客引きの女性の一人にメニューを見せてもらうと、

メインの料理が二品のセットで$188(=約3500円)と

なかなかの値段だ。

いくら新鮮な食材を使っているとはいえ、

一品1700円は 流石に盛り過ぎではないか?と思い、

ここはスルーすることに。

再び桟橋の方に戻り、

今度は島の反対、東側にあるビーチの方に行ってみる。

まだ4月ということで

香港
長州島
ビーチ
東灣海灘
島の東側にあるビーチ。時期的に人はまばら。/ 長州島(東灣海灘)

泳いでいる人はほとんどいなかったが、

何組かの家族が服を着たまま海に入って

遊んでいる姿が見受けられる。

しばらくビーチ沿いを南に進んでいくと、

途切れたビーチの先に

何故かヘリポートのようなものがあった。

興味津々で近くまでは行ってみたものの、

柵が張られていて

それ以上は近寄れないようなので断念。

取って返して、

再び西側の賑やかな一帯に戻ることにした。

途中の現地の人たちが住んでいるエリアは

昔ながらの街並みが残っていて、

独特な雰囲気がある。

香港
古い街並み
長州島
どこか懐かしさの残る古い街並み / 長州島

再び西側の海沿いに出ると、

この辺りも何軒か食堂が集中しており、

そのうちの あまり熱心に客引きをしてこないのが好印象な

一軒の食堂に入ることにした。

メニューを見せてもらって気付いたのだが、

ここも先ほどの店と料金はさほど変わらず、

むしろ少し高いくらいだった。

しかし、時間もすでに1時を回っているし、

また手頃な場所を探すのも面倒になって、

ハマグリの蒸したものにスープと野菜が付いたセットと、

追加でライスとビールを注文。

占めて $200=(約3700円)。

せっかくこんな離島まで来ておいて、

海産物を食べずに帰るのもどうかとも思うが、

やはりここは観光地。

何もかもが観光地料金になってしまうのは仕方のないことだ。

出てきた料理は単品としては量も多く、

味もなかなかのもので

それなりに美味しくはあったが、

日本で同じ値段で違うものを食べようと思えば、

もっと旨いものはいくらでもあるだろう。

そんな発想になってしまうのが

香港
長州島
食堂
ハマグリの酒蒸し
ビールと一緒に食す海鮮料理はそれなりの味 / 長州島

我ながら悲しいところだ。

恨むべきは 日本の円安か、

それとも 自身の貧乏性な性格か。

船着き場近くのマクドナルドが、

比較的資金に乏しい地元の学生たちで溢れかえっていたのが

ようやく理解できた。


食べるものも食べて、

これでひとつ目的も達成できた と桟橋に戻る途中、

どこか見覚えのある風景に気付いた。

桟橋の横の食堂が、

以前立ち寄った店にそっくりなのだ。

香港には前回の長旅の時以外にも

二、三度訪れているが、

離島に行ったのは

南Y島だけかと思い込んでいた。

しかし、数年前に4泊5日ほどの小旅行で

香港を訪れた際に、

この島にも観光で来ていたのだ。

当時来た時は、上陸して早々、

大雨に打たれて散策どころではなくなり、

雨宿りのつもりで立ち寄ったのが

この食堂だった。

ここで雨宿りをしながら

シーフードを食べて雨が止むのを待ったが

なかなか降り止まず、

結局 料理だけ食べて帰った当時の記憶が

鮮明に蘇ってきた。

・・・・・・・・・・・・・・・

やってしまった!

初めて訪れる土地で 新たな自分の見聞を開拓するつもりが、

まさか 以前来た場所だったとは・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・

香港
長州島
食堂
懐かしの食堂
以前訪れたことのある桟橋横の食堂 / 長州島

まだストックがあるにも関わらず

スーパーで余分な買い物をしてしまった時のような

複雑な気分だ。

そうは言っても、

以前十分に散策できなかった場所も見ることが出来たし、

旅の恥はかき捨てとも言うから、

これはこれで良かったということにしておこう。

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