2016 ６月２０日 （月） 機内 ～ Milano
イタリアに入国
イシダが後方の席をとってくれたおかげで席は空いていて、
何席か占領して横になることができた。
機内での時間が長く退屈しそうだったので
本なども用意しておいたが、
寝たり、映画を観たり（ 見たかった『 DEAD POOL 』をやっていた。）
食事が出たりで案外早く時間は過ぎた。
早朝 ミラノの マルペンサ空港 に到着。
一度来ているはずなのだが、全く実感がない。
道なりにいくと入国審査のブースがあった。
バンコクでのことがあったので少し心配したがあっさり通過。
結局あの騒ぎはいったい何だったのか。
現地では気にもかけていないのに
タイの出発カウンターで止められそうになるなんて・・・。
訳が分からない。
無事入国を済ませたので市内へのバスを探す。
€８でチケットを買い 荷物を預けてバスへ乗り込んだ。
８時頃 席が半分くらい埋まったところでバスは出発。
高速を走って１時間ほどでミラノのセントレイル駅に着いた。
5年前の旅では、アジアから中東を経て
何とかミラノまでたどり着き、
まさにここからバスに乗って帰国することとなった。
その時は祭りの終わりのようで寂しかったし、
またこのような旅で帰ってくるとは思ってもみなかったので、
今回ここからスタートを切るのだと思うと、
感激もひとしお・・・のはずなのだが、
まずは宿まで荷物を運ばなければならないのでそれどころでは無い。
地図を見ながら歩いていると、
何となく見慣れた景色であることに気づく。
前回歩いた道、パスタを食べた店、
土産を買いこんだ商店などを思い出してくる。
ホテル・アルノは前回も泊まった宿ですぐに見つかった。
たしかフロントにやたら陽気なオジサンがいて、
日本語を少し話せた記憶がある。
旧式のエレベーターの操作が分からず、
仕方なく4階まで階段で上って行くと
フロントでまさにあの時のオジサンが出迎えてくれた。
「 オハヨウゴザイマス！」
気さくな笑顔で話しかけてくれたが、やはりチェックインは１１時からとのこと。
外に出て時間を潰そうにも洒落たカフェしかなく、
値段も高そうなので
仕方なく少し南に行ったところの公園の階段に座って
チェックインの時間を待つことにした。
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