孤旅 #28 イタリア

フィレンツェ ミケランジェロ広場 一人旅
ミケランジェロの丘からの眺め / フィレンツェ

2016 7月5日 (火) Pisa ~ Firenze

4年ぶりのフィレンツェ

昨夜も、結局『 どうでしょう 』のDVD

( ベトナム編 )を見てから寝た。

今度は副音声で4時間、けっこう遅くまでかかった。

(どれだけ好きなんだ!)

それでも朝8時ごろには起き出して支度をする。

9時過ぎに宿を出て、時間があるのでスーパーに寄って買い物をし、

ついでにアイスを買って食べる。

am 10:40 発の列車に乗り、

フィレンツェには am12:15分に到着。

フィレンツェを訪れるのは 実に4年ぶりのことだ。

とりあえず宿へと向かう。

今回の宿は建物の3F( 日本の数え方だと4階 )にあり、

チャイムを押しても まだ誰もいないようだった。

仕方なく、近くのレストランで 先に昼食をとる。

マルゲリータのピザとビールを頼み、

食後にカプチーノを飲んで時間を潰す。

やっと2時半になったので、

再び重い荷物を持って階段で3Fまで上ってみるが、

やはり誰も出てこない。

2Fにある別のホテルのレセプションにいた、

手首に漢字で ‶ 女 ” というタトゥーの入った 品の良いおばさんに頼んで連絡してもらうと、

15分後に受付の男が来てくれた。

( おばさんにタトゥーのことを褒めると、

「 ありがとう。これは東洋の文字で ‶ 女性 ” という意味でしょ?

すごく気に入ってるの。」

と自慢げだった。

もちろんイタリア語だったので

何となく雰囲気でそう言っていると思っただけだが・・・。)


イタリア
フィレンツェ
フィレンツェの街並み
ヴェッキオ橋
フィレンツェの街並み(ヴェッキオ橋)

一旦部屋に入れば次は散策だ。

まず 駅の近くのバス・ターミナルに行って、

明日行く予定の サン・ジミニャーノ 行きの時間を調べる。

そして 前回( 4年前)の旅の際 見れなかった

ミケランジェロの ダヴィデ像 を見ようと、

アカデミア博物館に行ってみるも、やはり長蛇の列で、

この列に並ぶのかと思うと嫌になって 一旦ホテルに戻った。

( 入場量は €8 だったので、空いていれば入っても良かったのだが・・・。)

この旅では、よくよく入場観光というものをしていない。

前回は、終盤だんだん所持金が底をついてきて、

あきらめざるをえなかったのだが、

今回も 結局出費を惜しんで入場観光に使っていない。

ただ実際旅をしてみると、ドミトリーよりは個室の方がいいし、

人によるとは思うが、

€10~20 出すにしても、

観光するより 美味しいものを食べたくなるものだ。

やはり( 衣 )食住は 重要なのだ。


夕方から、ミケランジェロの丘 へ向かう。

これも前回、4年前と同じだ。

30分くらい歩いて丘の上に到着。

真ん中にダヴィデ像( レプリカ )が建っている大きな広場が展望台になっていて、

フィレンツェの町を一望出来る 観光の名所だ。

まだ7時ごろだと日が高く、

適当な店に入ってビールを頼み、

持参した本を読みながら待機をする。

8時過ぎにだんだん日が落ちてきて、

オレンジ色の光が町全体を照らす。

夕暮れ時になると 人が集ってきて、

ベストショットを撮ろうと各々夕陽を待ちわびるのも、

前回の時と一緒だ。

イタリア
フィレンツェ
ヴェッキオ宮殿
夕暮れ時のヴェッキオ宮殿

ただ 私にとって違うのが、今回のフィレンツェの滞在は、

まだ旅の序盤だということだ。

前回この町に滞在した時は、1年に及ぶ旅の最終盤だった。

帰りにヴェッキオ広場に寄った時、

4年前 ここでやっていた、アマチュア聖歌隊の歌を聴いて

旅の終わりを実感したのを思い出した。

今のところ、予算は確実に減ってきてはいるが、

まだ旅の終わりは見えない。

それだけで 気の持ちようが全然違う。

まだまだ旅が続くことが 素直に嬉しかった。


1日の歩数:26533歩( 20.4km )

1日の出費

食費

昼:€15.5( マルゲリータ・ピザ、ビール )

夕:€8.5( ビール、お菓子類 *スーパーが軒並み閉まっていた為。)

その他

ホテル:€50

交通費:€8.4

雑費:€11.2

合計 約¥11232

 €1=¥120 *当時のレート

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