孤旅 ＃６８ ドイツ

ジグナル・イドゥナ・パルク

ボディーチェックを済ませて入場

6時半頃から会場入り。

荷物を預けて　ボディーチェックを済ませ、

遂にスタジアムの中へ。

( チケットは本物だったらしく問題なく入れた。)

8万人収容のスタジアムは　まだ人もまばらではあったが、

やはり何とも言えない迫力があった。

ヨーロッパのスタジアムは　もともと傾斜が急なものが多いのだが、

このジグナル・イドゥナ・パルクはその中でも特に急に設計されていて、

２階席とは言っても　フィールドが本当に近く見える。

一旦自分の席に座ってみると、中央やや左寄りではあるが

見える景色はテレビでよく見るワイドな視界とほぼ一緒で、

ピッチ全体が良く見渡せる

思っていた以上の素晴らしい席だった。

（ EUROを見た時も迫力はあったが　今回の席より下の方だったし、

位置もゴール裏やコーナーに近いところだったので、

ピッチ全体を見るには今一つだった。）

まだ試合開始まで２時間程あるので、

ビールやホットドックで腹ごしらえをしたり、

中を歩き回ったりして時間を潰す。

開始30分くらい前に選手たちが入場してきて、

ボールを使った練習を始めた。

スタジアムのボルテージも一気に上がる。

日本人としては　やはり香川に目が行くが、

相手チームのメンバーを見ると、

ノイアー、リべリー、シャビ・アロンソ、レヴァンドフスキ、

ミュラー、ラームと錚々たる面々だ。

ウォーミングアップを終えた選手たちは　一旦控室へ戻り、

その間にスターティング・ラインナップが発表された。

メンバーは以下の通りだ。（憶えている限りで記載）

バイエルン・ミュンヘン

1.ノイアー

21.ラーム

5．フンメルス

8.ハビ・マルティネス

27.ダヴィド・アラバ

14.シャビ・アロンソ

23.ヴィダル

6.チアゴ・アルカンタラ

25.ミュラー

9．レヴァンドフスキ

7.リべリー

ボルシア・ドルトムント

39.ボウマン

30.パスラク

25.パパスタソプーロス

5バルトラ

29.シュメルツァー

18.ローデ

27.カストロ

7.デンベレ

23.香川

20.アドリアン・ラモス

17.オーバメヤン

どの選手も歴戦の強者ぞろいだが、

特にバイエルンの方は世界トップレベルの選手を揃えていて

香川のユニフォームを着た地元サポーターの姿も

W杯やEUROなどでもお馴染みの面子ばかりだ。

日本にいたのでは、なかなかお目にかかれない。

少しの休憩の後　選手たちが入場してきた。

セレモニーを終えた選手たちはピッチに散らばり、

あとはキックオフの笛を待つのみとなった。

〈　＃６9 へ続く　〉

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