実際に自分の目で見るという事
€9 分の元を取るため ゆっくり見学しようと、
教会内のイスに座ってパンフレットを読んでいると、
各国のツアー客が次から次へとやってくる。
これは混む前に見学を終えた方が賢明だろうと、
急かされるように順に観て回った。
それでも幾重にも入り組んだ迷路のような造りが
楽しく 興味深かった。
実は ネットの評判では、
修道院内部は思っていたより狭く、
時間を持て余したとか がっかりしたというコメントも見かけたのだが、
実際来てみないと分からないものだ。
やはり来てみて良かった。
しかし、これがパリからのツアーなどで来て
昼過ぎに到着し、内部も激込みで歩くのさえ困難な状態だったら
印象も ずっと悪くなっていたかもしれない。
訪れるタイミングもつくづく大事だなと思った。
内部の見学を終え、
土産屋を冷かして外へと出た。
せっかくなので 帰路は
歩いて橋を渡ってみることにした。
先程通過してきたレストハウスを目指す。
長い橋の上をひたすら30分ほどかけて戻った。
途中振り返って見てみると、
角度が変わり 外観がまた違った感じに見えて
いつまでも新鮮だった。
レストハウスが何件か並ぶところに来て
バスの時間を確認すると、まだだいぶ時間がある。
仕方なく近くのカフェでパンとコーヒーを飲んで時間調整し、
pm2:35 のバスでポントルソンへ戻る。
一つ前の駅で降りて、
大きなスーパーマーケットで買い出しをして
ホテルに帰った。
その後は、ネットで 今後の宿やバスの予約をして過ごした。
いろいろやることが多くて大変ではあったが、
個室だけに誰に気を使う訳でもないので
久々に落ち着いて過ごせた。
やっと念願の モン・サン=ミッシェル を
見学することが出来た。
明日からは また移動で忙しくなるが、
今日のうちに体力を蓄えておこう。
* Mont Saint-Michel の ‶ Mont ” は岩山の事らしい。
『 岩山の上の ‶ 聖ミッシェル ”( ミカエル )修道院 』
とでも訳すべきか。
頂上の教会の屋根の上には、
‶ 聖ミッシェル ” 、すなわち聖ミカエルの像が
遥か上空から 訪れる者を見守っている。
聖ミカエルと言えば、
先日見た ブリューゲル の『 叛逆天使 』の絵を思い出す。
あの絵の中の聖ミカエルも勇ましかったが、
この修道院のミカエルもなかなかのもので、
鎧を着た姿のレプリカが お土産屋で売られていた。
もっと詳しいキリスト教観を勉強しておけば
知らなかった教会や修道院全体の歴史や由来が分かって
面白いのかもしれない。
1日の歩数:13992歩(10.7km)
1日の出費
食費
昼:€3.8(チョコ・デニッシュ、コーヒー)
夕:€5(カマンベールチーズ、サラミ、ビール)
その他
ホテル:€44
交通費:€5.6(バス×2)
入場:€9(モン・サン=ミッシェル)
雑費:€4.5(菓子:TUC×2、パン)
合計 約¥8628
€1=¥120*当時のレート
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