孤旅 #72 オランダ

デ・カイプ フェイエノールト・スタディオン 一人旅
フェイエノールト・スタディオン( デ・カイプ )/ ロッテルダム

2016 8月17日 (水) Rotterdam

デ・カイプ( フェイエノールト・スタディオン )

オランダ
ロッテルダム
モダンな港町
モダンな港町 ロッテルダム

昨夜はけっこう遅くまでロビーで過ごした。

イギリス行きの障害となるものを

取り除いておかなければならない。

宿や飛行機、その他諸々の準備を整えておかないと、

入国審査で引っかかる可能性がある。

イギリス入国に際しては 不法滞在者の不正規労働を警戒してか、

身元の怪しい所持金の心もとない旅行者は

入国させないケースがあるのだ。

イギリスという国はバックパッカーにとって

入国するのが難しい国として知られている。

入国拒否されたら、予約した宿も飛行機も

全てキャンセルしなければならなくなる訳だが、

とりあえず準備しておかないと入国すら出来ない。

今朝も7時くらいに目が覚めた。

そのままロビーに移動し、

ロンドンやグラスゴーでの宿を予約したりしていると、

10時近くになってしまった。


今日の目的地は、

‶ デ・カイプ ” こと フェイエノールト・スタディオンに行くことだ。

地下鉄も出ているが、

昨日書いた通り 交通系のパスを買わなくてはならず、

色々面倒だし高いので

歩いて行ってみることにした。

( レンタサイクルを使うという手もあったが、

宿で料金を聞いたところ €10もするとのことなので諦めた。)

昨日バスで通った大きな橋を渡って 延々と歩いて行くが、

なかなか辿り着かない。

2時間近く歩くと やっとそれらしき建物が見えてきた。

到着する頃にはだいぶ足も重たくなっていた。

( 片道7~8kmはあるようだ。)

フェイエノールトと言えば、

かつて小野伸二がプレーしていたことでお馴染みのクラブだ。

私も ‶ 小野伸二が所属していたオランダのチーム ” という以外

何の情報も持っていなかったが、

もちろんオランダを代表する強豪チームであり、

今は元オランダ代表のカイトも所属しているらしい。

スタジアム内にはもちろん入れないので、

ファンショップを覗いてみる。

試合がある日でもないのに

老若男女たくさんのサポーターが訪れていた。

2~3歳くらいの子供が親に連れ添われて

クラブの旗を訳も分からず振っていたり、

小学生くらいの女の子がジャージの試着をしていたりする。

こうやって 幼いころから【 英才教育 】を受けて

生涯サポーターになっていくんだなと感心させられた。

その後 クラブのちょっとしたミュージアム・コーナーのようなところに入ってみた。

特に当時の小野の姿を残した物は見つけられなかったが、

オランダ
ロッテルダム
フェイエノールト・スタディオン
デ・カイプ
獲得したトロフィーが並ぶ / フェイエノールト・スタディオン

2階ロビーのショーウインドーに

これまでに獲得した優勝カップなどが飾られており、

その中に、小野が在籍中に獲得したUEFAカップ( 現在のUEFAヨーロッパ・リーグ )

のトロフィーもあった。

日本人としてはミーハー心が騒いで、

一応写真に納めておいた。

ある程度満足したのでショップを出て

来た道を宿へと戻った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました