
2016 8月17日 (水) Rotterdam
デ・カイプ( フェイエノールト・スタディオン )

昨夜はけっこう遅くまでロビーで過ごした。
イギリス行きの障害となるものを
取り除いておかなければならない。
宿や飛行機、その他諸々の準備を整えておかないと、
入国審査で引っかかる可能性がある。
イギリス入国に際しては 不法滞在者の不正規労働を警戒してか、
身元の怪しい所持金の心もとない旅行者は
入国させないケースがあるのだ。
イギリスという国はバックパッカーにとって
入国するのが難しい国として知られている。
入国拒否されたら、予約した宿も飛行機も
全てキャンセルしなければならなくなる訳だが、
とりあえず準備しておかないと入国すら出来ない。
今朝も7時くらいに目が覚めた。
そのままロビーに移動し、
ロンドンやグラスゴーでの宿を予約したりしていると、
10時近くになってしまった。
今日の目的地は、
‶ デ・カイプ ” こと フェイエノールト・スタディオンに行くことだ。
地下鉄も出ているが、
昨日書いた通り 交通系のパスを買わなくてはならず、
色々面倒だし高いので
歩いて行ってみることにした。
( レンタサイクルを使うという手もあったが、
宿で料金を聞いたところ €10もするとのことなので諦めた。)
昨日バスで通った大きな橋を渡って 延々と歩いて行くが、
なかなか辿り着かない。
2時間近く歩くと やっとそれらしき建物が見えてきた。
到着する頃にはだいぶ足も重たくなっていた。
( 片道7~8kmはあるようだ。)
フェイエノールトと言えば、
かつて小野伸二がプレーしていたことでお馴染みのクラブだ。
私も ‶ 小野伸二が所属していたオランダのチーム ” という以外
何の情報も持っていなかったが、
もちろんオランダを代表する強豪チームであり、
今は元オランダ代表のカイトも所属しているらしい。
スタジアム内にはもちろん入れないので、
ファンショップを覗いてみる。
試合がある日でもないのに
老若男女たくさんのサポーターが訪れていた。
2~3歳くらいの子供が親に連れ添われて
クラブの旗を訳も分からず振っていたり、
小学生くらいの女の子がジャージの試着をしていたりする。
こうやって 幼いころから【 英才教育 】を受けて
生涯サポーターになっていくんだなと感心させられた。
その後 クラブのちょっとしたミュージアム・コーナーのようなところに入ってみた。
特に当時の小野の姿を残した物は見つけられなかったが、

2階ロビーのショーウインドーに
これまでに獲得した優勝カップなどが飾られており、
その中に、小野が在籍中に獲得したUEFAカップ( 現在のUEFAヨーロッパ・リーグ )
のトロフィーもあった。
日本人としてはミーハー心が騒いで、
一応写真に納めておいた。
ある程度満足したのでショップを出て
来た道を宿へと戻った。
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