2016 9月20日 （火） Carcassonne ～ Barcelona
情熱の町 バルセロナへ
今朝は出発が早かったので 起きれるか心配だったが、
１回目の目覚ましで目が覚めた。
駅までは歩いてすぐだが
一応出発の１５分前に着くように宿を出る。
しばらくすると列車が入線してきて
定刻通り am８:０４ に出発した。
１時間ほどでトゥールーズに到着。
ここでまた ２時間の待ち時間がある。
先日と同じ待合室で ひたすら待ち続ける。
前回 高速道路の休憩所に寄った際、
あまりに値段が高くて何も買えなかったので、
昼食用にと、パン屋で
フランスパンにチキンを挟んだチキンサンドを買っておいた。
€４.７と 少し値は張るが、
５日連続でケバブもどうかと思ったし、
最後はフランス御自慢のパンでも食べておこうと思ったのだ。
（ そして実際 チキンサンドはとても美味しかった。）
am１０：３０ごろ ターミナルに移動し
バスに乗り込む。
何故か 前に並んでいた家族が乗車拒否されていた。
チケットが正規の物ではなかったらしい。
どういった経緯でそうなったかは知らないが、
小さな子供も連れていたので 少し可哀想な気もした。
満席という訳でもないが
バスはそこそこ混んでいた。
何となく一番後ろの端の席を取ったのだが、
何故か 最後に乗ってきた若者が
同じく一番後ろの真ん中の席に座ってきた。
まだ いくらか空席はあるのに、
何故にこんな使いづらい席にしたのかは分からないが、
何となく隣りの若者が気になって落ち着かなかった。
途中 Perpignan という町で停車し、
その若者も ようやくそこで降りて行った。
スペインとの国境に差し掛かると
ここでも警官が車内に乗り込んできて、
皆のIDを確認して回った。
ある一人の客のところで立ち止まり
何やら話し始めた。
何の話かと思っていると、
どうやら EU圏外からの旅行者で、
シェンゲン協定の期間を過ぎていると お咎めを受けているようだった。
EU圏内に入った日付けをちゃんと見ていたのだ。
道理で私の時も やたら時間をかけてパスポートをチェックしていた訳だ。
しかし その中東系の旅行者に注意はしたものの、
「 本当はダメだよ！」と言うだけで
降りろと促したりはせず、
そのまま見逃していたようだ。
シェンゲン協定も案外いい加減なものだ。
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