2016 12月4日 （日） Sagres ～ Lisboa
ポルトガルの首都 リスボン へ
朝6時半に起床。
仕度を済ませ、７時２０分過ぎに部屋を出て
バス停へ急ぐ。
道中 急に雨が降り始め、バス停に着く頃には
けっこう激しい雨になっていた。
バス停には屋根が付いているものの、
風で雨粒が吹き込んできて
せっかく昨日乾かした 靴やズボンが
すぐに びしょ濡れになってしまう。
am ７：４０ にバスがやってきたので
あわてて乗り込んだ。
激しく降り続ける雨の中を
バスは進む。
途中から乗ってくる客も僅かで、
１時間ほどで ラゴス に到着。
次の リスボン 往きは１時間半後だが、
雨も降っていたので
そのまま待合室にて待機する。
１０時頃にバスが到着し、
am １０：１５ に出発。
バスは のどかな田舎道を延々と進んで行く。
高速に乗ってからは ノンストップで走り、
pm ２：００ に リスボン のバス・ターミナルに到着した。
構内のカフェでクロワッサンを買って 軽い昼食を取り、
隣接する鉄道駅へ向かう。
駅の券売機にて チャージ式のカードを購入。（ リスボアカード ）
日本でいうところの Suica のようなもので、
このカードがあれば どの交通機関でも乗れると聞いていたので、
それを持って 意気揚々とメトロの改札へ向かった。
しかし、なぜか何度やっても改札が通れない。
改札の駅員に聞くと、
どうやら 私がチャージしたのは鉄道分の運賃だけらしく、
メトロを利用するには、もう一度カードを買って
改めてチャージをしなければならないらしい。（ ＊２０１６年当時 ）
鉄道には乗る予定が無かったから
メトロの事務所で 払い戻し出来るか聞いてみたが、
答えは ‶ Não ” （ ノー ）。
仕方なく、鉄道駅の事務所でも同じことを尋ねてみたが、
ここでも 払い戻しは出来ないとのことだった。
・・・・・・・・・・・・・・・
なんて ややこしいカードだ！
・・・・・・・・・・・・・・・
駅員の対応も どこか投げやりで腹が立つし、
このシステム自体が
分かりづらくて 不親切に感じる。
ちゃんと調べてこなかった自分が悪いのだが、
どうも 釈然としない。
おかげで 何事かと心配して声をかけてくれたオバサンにさえ
キツく当たってしまう始末だ。
（ これは本当に申し訳なかった！）
仕方がないので、無駄になったカードは
旅の記念に 持って帰ることにした。
もしかしたら、またいつか
使う場面が来るかもしれない。
気を取り直して、メトロ用にカードを再購入して乗車。
１５分ほどで 宿の最寄り駅、Picoas 駅に着いた。
地上に出て 歩いて宿へと向かう。
一泊 €１１（ ＝約１３００円 ）の宿なので
よっぽどひどいものと思っていたが、
バス、トイレが共同なところ以外は
部屋に テレビもエアコンも洗面台もあって、
一通り必要なものは揃っている。
荷物を置いて、一旦落ち着いたところで
外へ散策に出ることにした。
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