孤旅 #149 モロッコ

モロッコ ワルザザート タウリルト・カスバ カフェ 一人旅
タウリルト・カスバを眺めるカフェで休憩 / ワルザザート

タウリルト・カスバ ( ワルザザート 2日目 )

モロッコ
ワルザザート
オムレツセット
1階のカフェで軽い朝食。( オムレツセット )

*サマータイム終了。日本との時差 マイナス9時間

・・・・・・・・・・・・・・・

ワルザザート 2日目。

まずは ホテル1階のカフェで 朝食を済ませる。

オムレツとパンとコーヒーのセットで

20DH( 約210円 )。

食事の後は、近くにある観光地、

タウリルト・カスバに向かった。


歩いて20分ほどで カスバが見えてきた。

遠景を写真に収め、

正面の入口へ向かう。

受付で 入場料20DH( 約210円 )を払い、

内部を見学。

タウリルト・カスバ( カスバ=城塞 )は、

17世紀に建てられたもので、

ベルナルド・ベルトリッチ監督の映画

『 シェルタリング・スカイ 』のロケ地としても知られているところらしい。

建物自体 さほど大きなものではないが、

古い建物の中は迷路のようで

大小様々な部屋が入り組んでいる。

モロッコ ワルザザート タウリルト・カスバ
タウリルト・カスバ / ワルザザート

なかなか興味深い場所だ。

カスバ内部を歩き回って 少し疲れたので、

向かいにあるレストランで ジュースを飲んで一休み。

そこは、建物の屋上にある見晴らしの良いカフェで、

たまに吹き抜ける風も心地良かった。


その後、一旦部屋に戻り休憩。

動画サイトを見たり、

1階のカフェでお茶を飲みながら

読書をして過ごす。

夕方過ぎ、辺りが暗くなったところで再び外出。

今日も宿の前の広場 ( アル・ムアヒディン広場 )は賑やかで、

人の出も多い。

モロッコ
ワルザザート
夜のアル・ムアヒディン広場
何やら興奮状態のアル・ムアヒディン広場 / ワルザザート

広場中央では 何やら人が群がって、

大きな人の壁が出来ている。

何か出し物でもしているのか、

政治的な集会なのかは分からないが、

とにかくすごい熱気で

少し怖いくらいだった。

あまりにも野次馬が多いので、一旦広場を離れ、

昨日と同様 辺りを散策することにした。

しばらくスークの中を歩き回り、

適当な店で ケバブサンドと柿を

夕飯用に買って帰る。

柿は 日本のものより少し縦に長く

珍しい形をしている。

は良く熟していて、

味もほぼ日本で食べるものと同じで

とても美味しかった。


それにしても さっきの広場の賑わいは何だったのだろう。

日曜の夜というのも関係しているのかもしれないが、

凄い熱気を帯びていた。

昔 中国を旅している時に遭遇した、

夜の人民公園を思い出す。

中国では、週末になると老若男女問わず、

町の中心の大きな公園に繰り出し、

皆で歌や踊り、スポーツなどに明け暮れていた。

しかも、けっこうな遅い時間でも

老人から子供まで、

大きな音で音楽を流しながら

賑やかに公園で遊んでいるのだ。

公園が まさに憩いの場となっていた。

それを見て、何だか説明のつかない

懐かしさを感じたものだった。

今日の群衆は、

モロッコ
ワルザザート
タウリルト・カスバ
タウリルト・カスバの内部。

何に興奮しているのかが分からない分、

何となく落ち着かない感じがしたが、

とにかく 何かの熱を帯びた人があれだけ集まるというのは、

刺激的な事だ。

一人旅は寂しくもあるが、

異国に一人だけ ポツンと取り残されたような感覚というのは、

こういった旅でなければ

なかなか味わえないものなのかもしれない。


明日は、映画のロケ地として有名な

アイト・ベン・ハッドゥ に行ってみようかと思う。


1日の歩数:13658歩(10.5km)

1日の出費

食費

朝:20DH( オムレツセット )

夕:27DH( ケバブ、柿×2 )

その他

ホテル:80DH

入場:20DH( タウリルト・カスバ )

雑費:51DH( スプライト15DH、紅茶10DH )

合計 約¥2079

1DH=¥10.5 *当時のレート

Prime Video(Amazon.co.jp)に登録
独占配信のAmazonオリジナル作品や、人気の映画やTV番組をお楽しみいただけます。 いつでも、どこでも視聴できます。今すぐ無料体験を始めましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました