
2025 4月19日 (土) Macau
マカオ市内を探索(6日目)

昨晩は早目に食事を切り上げて すぐ寝るつもりが、
日記を付ける作業に追われてしまい、
結局 床に入ったのは深夜遅くになってしまった。
今朝は少しゆっくりしようかと思い
10時ごろに起床し、
11時過ぎから外出。
とりあえず 新馬路をセナド広場の方へ向かう。
歩いていると、街のあちこちに
やたらと黄色い看板が立っているのが目に付く。
昨日から気になっていたので、
試しに Google の翻訳機能で調べてみたところ、
内容は以下の通りだった。
「ごみのポイ捨ては 600パタカ(約11000円)の罰金。」
「信号無視や、横断歩道がない場所を横断すると 300パタカ(約5500)の罰金。」
等々・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
ポイ捨てについては、
シンガポールなどの国でも同じような法律があるから
そこまで驚かないが、
横断歩道以外の場所を渡ると
罰金というのは初耳だ。
しかも 5500円もの罰金とは
かなり衝撃的だった。
要は 今までそれだけ守らない観光客が
多かったということだろう。
道理でみんな信号をちゃんと守っているなと思ったら、
そういうことだったのかと
変に納得した。
面白い発見だ。

セナド広場に出ると、
すでに人、人、人で ごった返していた。
昨晩来た時も 結構な人出だったが、
今日はそれ以上だ。
あまりの賑わいに 多少の怖れを感じつつ、
昨夜と同じ道を通って
聖ポール天主堂跡へ向かう。
参道は相変わらず混雑していて、
最後の上り坂に至っては 道が狭くなっているうえに、
人の数もさらに多く、
普通に歩くだけで辟易してしまう。
人混みを掻き分け掻き分け、
何とか天主堂前の階段に到着。
途中の土産屋で買ったエッグタルトを食べながら、
石段の端の方に座り、しばし休憩。
すると、正面のファザードにある入場エリアの扉が開いていて、
皆が入っていくのが見えた。
どうやら 内部が見学できるようだ。
中に入ると、

/ 聖ポール天主堂跡
奥の方の教会地下にある納骨堂(カタコンベ)の入り口に
列が出来ているので、
自分も並んで中に入ってみる。
カタコンベの他にも
当時の美術品などが展示してあったが、
そこまで興味をそそられるものではなかったので、
一瞬で見学を終えた。
次に、隣の敷地にある モンテの砦 に行ってみる。
きつい階段を登って行くと
城壁内部への入り口があり、
中に入ると 見晴らしの良い展望所に出た。
外壁に沿っていくつか砲台が設置されており、

あちこちにかつての砲台が展示されている。
この場所が 要塞として機能していた
当時の様子を偲ばせる。
景色も良く、ゆっくりしたいところではあるが、
どうにも人が多くて落ち着ける場所がない。
碌に見学もしないまま、
城内を後にした。
果たして 次はどこに向かおうと悩んだ挙句、
以前行ったことのある
教会に行ってみようと思い立った。
正確な場所は覚えていないのだが、
確か高い丘の上に灯台と共に建っている教会だ。
〈そこまで広い街ではないマカオなら
歩いているうちに見つけることが出来るだろう・・・。〉
と高を括っていたのだが、
いつまで歩いても、それらしき場所は
一向に見当たらない。
スマホの地図を見ながら散策するも
なかなか辿り着かないので、
とりあえず 近くにあったマクドナルドに入って
一旦休憩を取る。
少し落ち着いたところで
再び探索を開始するも、

お目当ての教会を見付け出せないまま
北にある 中国本土との国境付近(關閘)まで来てしまった。
ここまで来て見つからないなら
自分の記憶違いかもしれないと思い、
ひとまず宿へ引き返すことにした。
(後から調べたところによると、
私の行きたかった教会は、
ギア要塞 の丘の上にあるものだったようだ。
やはり 何事にも下調べが大事だ。)

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