2016 8月26日 (金) Glasgow ~ Edinburgh
首都エディンバラへ
チェックアウトが10時という事で、
仕度をして9時40分ごろ部屋を出る。
チェックインの際の注意事項として、
「 チェックアウトの時に枕カバーとシーツを自分で片付けるように!」
と言われていたので、
言われた通りカバーとシーツを持ってフロントへ。
無事チェックアウトを済ませ
バスターミナルを目指す。
途中で切れていた歯磨き粉をスーパーで補充して、
10時過ぎにターミナルに到着。
チケット売り場でエディンバラ行きのチケットを買って
ホームに向かうと、ずらっと行列が出来ている。
購入した10時半の便に乗るには人数が多すぎて、
ちゃんと乗れるのか心配になって係員に声をかけると、
列の先頭に割り込む形で案内された。
さすがに気が咎めて 並んでいる人たちの顔色を伺うも、
皆特に気にする様子もない。
その代わりに、皆私に写真入りのIDカードを見せながら
何やら訴えてくる。
最初私が外国人だから優遇してくれているのかと
バカなことを考えたが、もちろんそんな訳がなく、
どうやら私以外の人達はレジデンスカードで
無料で乗るための列だったらしい。
皆が私にIDカードを見せてきたのは
そういった理由だったのだ。
それにしても あれだけの行列で
本当に全員乗り切れるのか
心配になってくる。
とりあえず席に着いてバスは出発。
1時間ちょっとでエディンバラのバス・ターミナルに到着した。
エディンバラに来るまでの道中の景色が
ものすごい田舎の風景だったので
どんなに辺ぴなところなのかと不安だったが、
着いてみると いわゆる ‶ 古都 ” と言った呼び方が相応しい、
古い町並みや教会などが建ち並ぶ
情緒溢れる町だった。
バスステーションで次の目的地の
ストーンヘブン行きがあるか聞いてみると、
直通の便は出ておらず、
一旦先のアバディーンまで行って
引き返してくるしかないらしい。
しかもアバディーンまでが£31もするとのことで、
次に鉄道駅へ行って確認してみる。
こちらはストーンヘブンで停車する便もあるとのこと。
ここはバスを諦め電車での旅に変更することにしよう。
用事が済んだので 歩いて今日の宿へと向かう。
どの通りもすごい人で混雑しており、
旧市街のメイン通りなどは歩行者天国のようになっている。
しかもパントマイムのパフォーマーやら何やらで
人がごった返していて、
まともに歩けたものではない。
何だか分からないチケットを売っている者にも
大勢出くわした。
この町はいつもこんな感じなのだろうか?
もしかしたら運悪く何かの祭りの時期にきてしまったのか?
などと今更ながらに不安になってくる。
なぜなら バックパッカーにとって
祭りの時期程厄介なものは無いからだ。
宿代も高くなるし、レストランなども混んでいることが多い。
大き目の荷物を背負って歩くにも
人が多いと思うように進めない。
もちろん祭り自体が目的の場合は致し方ないが・・・。
( 後で調べて分かったのだが エディンバラはカーニバルが有名で、
8月のこの時期はまさにその時期らしく、
カーニバル見たさに訪れる人が多いのだそうだ。
完全に失敗だった。)
あまりの人の多さに辟易しながら
何とか繁華街を逸れて 少し静かな通りに出た。
町中は坂も多く、けっこう長い距離を歩いて
何とか宿に到着。
まだ2時前だったので少し待たされたが、
しばらくして ようやくチェックイン出来た。
しかしこの時の受付の女性の対応が
あまり親切ではなかった。
こちらがそこまで英語が堪能でないのを知ってか知らずか
早口で一気に施設の説明を受けたので、
その後も何となくイライラモードが続くことになった。
施設自体も大学の宿舎の一部を
一般向けに貸し出しているような感じで、
ホテルと言うよりは学生の寮のようなところだった。
部屋は綺麗だが トイレ、シャワーが共同で
いちいち鍵をかける必要があるなど、
使い勝手が悪いのも気に入らない。
混雑の中苦労して歩いてきたのと、
受付の女性の態度が気に食わなかったのとで、
何となく施設のイメージも悪くなってしまう。
やはり第一印象って大事だ。
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