予防接種
最後は大部屋に長椅子が並べられたところで待たされ、
順番に名前を呼ばれて面談を受けた。
ネットで調べた情報では、この後
‶ おじいさんの医者が渡航先の国を書いた書面を見て
どの種類の接種にするかあれやこれやと薦めてくる ”
とのことだったので、
英語で難しい病名を交えて応えなければいけないのかと少し身構えていたのだが、
面談してくれたのは若い女医で、
イスに座るや否や、
「 どのワクチンにしますか。」
と聞いてきたので 拍子抜けしてしまった。
おそらく私と同じような日本からの旅人が、
ネットで嗅ぎつけて多く来ているのだろう。
私はすかさず 、
「 Yellow Fever。（ 黄熱病 ）」
と申し出て、２か月前に胆嚢を切る手術をしたんだが問題ないかと聞いてみたが
笑って否定してくれたので 少しホッとした。
次に５番と書いた部屋の受付でワクチンを買い
大部屋に戻って係のおじさんに注射を打ってもらう。
痛みもなく あっという間に終わったが、
急な副反応が無いか１５分ほど待っていなければならないらしく、
そのままイスに座って待機する。
なんだか少し体がほてっているような気もするが、
渡された英文の説明文を読むと、
ワクチン接種でちょっとした ‶ Fever ” 状態になると書いてあるので
何となく納得した。
１５分待機後外に出て、
帰りにスネークファーム（ 蛇園の方 ）でも寄ってみようかとも思ったが、
入場料が２００バーツ（ 約６００円 ）もするのであきらめて
今度はパッポン通りを抜けてシーロムへ。
途中にある中華屋に寄ってお昼を済ませ、
その後は一旦部屋に戻る。
午後はせっかくなので ムエタイを見ようかと調べてみると、
ルンピニのスタジアムは移転したらしく、
仕方なく大型ショッピングモールの立ち並ぶ サイアムに出る。
映画でも見ようかと行ってみるも、窓口は長蛇の列で、
よくよく考えると土曜日にこの大きな映画館が空いているはずもないので
あきらめてフードコートで早めの食事（ ローストダッグ ）をとって帰ることにした。
サラディーン駅で降り歩いてホテルまで帰ってもまだ６時だ。
ビールやお菓子などを買って帰り、
また後で外に出てフットマッサージでもやろうかと思ったが
一度ホテルに戻るとまた出るのが億劫になってきて
ビール２杯分の酔いで眠りについた。
１日の歩数：１５５７８歩（ 11.9ｋｍ ）
１日の出費
食費
昼：180TB（ 中華、パッポン ）
夕：100TB（ ローストダッグ ）
その他
ホテル：1239TB
医療費：１０７０TB（ ワクチン接種 ）
交通費：50TB（ BTS ）
雑費：1122TB
合計 約￥８６９７
￥１＝3.15 TB（ タイバーツ ）＊当時のレート
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