孤旅 #37 クロアチア

ドゥブロブニク 一人旅
山の上からの景色 / ドゥブロブニク

美しい景色 と ご褒美のリゾット

自分一人となれば あとはひたすら登るだけだ。

足元は悪いが、履いているのはいつもの

アディダスの ‶ COUNTRY カントリー” なので 問題なし。

( 長年履いていて、いつも一緒の相方のようなものだ。)

ここにきて、胆嚢炎たんのうえんで入院する直前まで ジョギングをしていた成果が表れたのか、

自分で思っていた以上に体力があることに気付く。

嬉しい誤算だ。

クロアチア
ドゥブロブニク
夕日に染まるドゥブロブニク
夕日に染まるドゥブロブニク

坂はジグザグになっているのだが、

途中途中の折り返しのところでふと下を見ると、

町は夕陽に照らされてすでにオレンジ色に色付き、

とても綺麗だ。

正直ここからの景色だけでも十分だなと、

スマホで何枚かシャッターを切る。

徐々に日が傾き始めていて、

頂上に着くころには、山の端にある雲に太陽が隠れ、

空はすでにグレーになっていた。

しかもケーブルカーの駅の展望台からだと

人も多く込み合っている上、

ケーブルカー越しの町の写真しか取れなかったので、

やはり歩いて登ってきて正解だったと独りごちた。

山頂には 旧ユーゴ時代の内戦の爪痕が残る

廃墟のような建物があって、

しばらくそこで写真を撮った後 帰ろうとしていると

さっき別れた女の子2人が

坂を登って来るのが見えた。

てっきり あそこで諦めたのかと思っていたが、

頑張って自分の足で登って来たらしい。

声をかけると2人ともぐったりした様子で、

少し気の毒な気がした。

2人ともバックパッカーには見えないし、

ぱっと見 セレブ風な感じなのに、

あまりお金が無いのか、ケチなのか・・・。

そう思うと少し可笑しかった。


だんだん日も暮れてきたので、急いで坂を下る。

暗い上に、足元が悪く 滑りやすくなっていて、

1度思い切りコケてお尻から落ちてしまい、

受け身を取ったはずみで手の平を擦りむいてしまった。

大事には至らなかったが、絆創膏を常に持ち歩いておいて正解だった。

町に着くころにはすでに辺りは真っ暗だったので、

さっきの2人が少し心配になった。

帰りはケーブルカーを使ってくれていれば良いのだが・・・。

クロアチア
ドゥブロブニク
ご褒美の魚介リゾット
ご褒美の魚介リゾット

ようやく旧市街に着いて、その中の適当なレストランに入り、

ご褒美の魚貝リゾットを食べた。

味はとても良かったが、若干量が物足りなかったので

付け合わせのパンをたくさん食べて

腹をごまかした。

帰りに少し町中を散歩しながら宿に着くと、

すでに夜の10時半になっていた。


1日の歩数:23483歩( 18.0km )

1日の出費

食費

朝:お菓子の残り

昼:24kn( チーズ、クラッカー )

夕:125kn( 魚貝のリゾット、ビール )

その他

ホテル:362kn

雑費:48kn( アイス10、マキアート20 )

合計 約¥8665

1kn( クーナ )=¥15.5 *当時のレート

旅のお供に 手軽に持ち運べる文庫本

軽い山登りにも最適

Prime Video(Amazon.co.jp)に登録
独占配信のAmazonオリジナル作品や、人気の映画やTV番組をお楽しみいただけます。 いつでも、どこでも視聴できます。今すぐ無料体験を始めましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました