ルダシュ温泉での入浴
入浴のシステムは、日本のサウナやスーパー銭湯と同じで、
受付でリストバンドをもらって それを機械にかざして入るのだが、
ロッカーではなく、キャビンと言う
1メートル四方くらいの小さな部屋が使えて、
荷物もそこに置いておけるようになっていた。
水着に着替えて( 海外の温泉では日本と違い着衣必須! )
奥の方へ進むと 大浴場があった。
そこはオスマン帝国時代に建てられたというトルコ式の建築で、
天井の丸屋根に明かり取りがあって、
そこからかすかに日光が差し込み、
とても幻想的な雰囲気だった。
造りはトルコ風だが、
ハマムのように地面( 床 )の熱で温まるのではなく、
ちゃんと浴槽があり、すでに大勢の人が浸かっていた。
真ん中の大きな浴槽を囲むように4つの小さい浴槽があって、
それぞれ温度が違うため、
自分の好みの温度で浸かることが出来る。
嬉しかったのが、42℃ の浴槽がきっちりのぼせるくらい熱くて、
まさに日本の温泉のようだったことだ。
他のいくつかの温泉を調べたところ、
どちらかと言うと スパ・リゾートのような温水プールのようだったり、
日本人にはぬるくて いまいちだったといったコメントもあったので、
今日はここにしておいて正解だった。
他にもサウナとスチームがあったので、
入っては出て、冷たい浴槽で冷やしてというのを 2 ~ 3 回繰り返し、
1時間半ほど滞在して、満足して施設を出た。
一時的にではあるが体の疲れも取れて、
とてもすっきりした気分だ。
ドナウ川沿いを少し歩くと、
ちょっとしたショッピングモールのようなところがあった。
中のレストランで、夕食に、
クアトロフォルマッジ・ピザとビール( 大 )を頼む。
久々に食べる本格的なピザはとても美味しくて、
ビールとの相性も完璧だった。
モールからは、宿もそこまで遠くなかったので、
歩いて帰ることに。
温泉で取れたと思った疲れも 部屋に着くころにはまた復活してきて、
だいぶ足が重い。
それでもシャワーだけの時と比べると
何となくリフレッシュ出来た気はする。
やはり、足を伸ばしてお湯に浸かれるというのは良いものだ。
だいぶ満足な充実した1日だったが、
これだけ遊んで、ピザも食べてビールも飲んで、
1日の出費の合計が約7500円だ。
やはり今までの国と比べても
ハンガリーはだいぶ物価が安くて助かる。
こうなってくると、
もう少しここに滞在したい気持ちにもなってくるが、
とりあえずブダペスト滞在は今日で終わり。
明日はスロバキアの首都、
ブラチスラヴァ に移動する予定だ。
ブダペストはとても美しく、楽しい町だった。
*そう言えば今日で7月も終わりだ。
もう旅に出て50日が経ったという事だ。
本当にあっという間だった。
このペースで半年持つか分からないが、
だんだん旅のリズムも掴めてきたし、
節約も出来るようになってきた。( ような気がする・・・。)
今後の予定としては
スロバキア → チェコ → ドイツ → オランダ → フランス → イギリス →
( フランス )→ スペイン → ポルトガル → モロッコ
と言った感じで考えてはいるが、
また行きたい国が出てくるかもしれないので
臨機応変に行動していきたいと思う。
また前回の旅のように、
遅れてきた青春の日々が戻ってきたかのようだ。
1日の歩数:28467歩( 21.9km )
1日の出費
食費
朝:500Ft( ファラフェルサンド )
夕:3000Ft( ピザ、ビール )
その他
ホテル:9030Ft
入場:6000Ft( 動物園2500Ft、温泉3500Ft )
交通費:700Ft( メトロ×2 )
雑費:1290Ft
合計 約¥7516
¥1=2.73Ft *当時のレート
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