孤旅 #66 ドイツ

フランクフルト 一人旅
アイントラハト・フランクフルトの練習風景

2016 8月12日 (金) Frankfurt

フランクフルトの練習を見に行く①

ドイツ
フランクフルト
アイントラハト・フランクフルト
コメルツバンク・アレーナ
ドイチュ・バンク・パルク
コメルツバンク・アレーナ( 現ドイチュ・バンク・パルク)

今日は 日本代表の長谷部誠が所属する

アイントラハト・フランクフルトの練習を見に行くため、

10時ごろ宿を出た。

まずは駅の売店でホットドッグを買って朝食を済ませる。

Sバーンという路線に乗るべく地下のホームを探すも

なかなか見つからず、

現地の人に地上から出ていると教えてもらった。

( Sバーンはてっきり地下鉄の路線かと思っていたのだが、

地上を走る電車らしい。)

何とか乗り込んで 2駅ほどで Stadion 駅に到着。

駅から歩くこと10分ほどでフランクフルトの本拠地

コメルツバンク・アレーナ

( 現ドイチュ・バンク・パルク )に着いた。

広い敷地を何となく歩いて行くと 人が集まっているグラウンドがあって、

覗いてみるとちょうど午前中の練習が始まるところだった。


まずは軽いアップから始まった。

グラウンドの周りを軽くジョギングし、

柔軟や短い距離のダッシュなど軽い運動の後、

いよいよ戦術練習に移る。

まず凄いと感じたのが 

我らが日本代表キャプテン長谷部が、

アップの時もリーダーとして先頭を走り、

戦術練習でも率先して一番先に立って取り組んでいることだ。

昨シーズンからチームキャプテンを務めているとは聞いていたが、

サッカーの先進国と言えるこのドイツで

外国人である日本人選手が中心になってチームを束ねているのを見るのは、

長年のサッカーファンとしても喜ばしいことだ。

思えば彼は10年近くブンデスリーガに所属し、

ヴォルフスブルクでは 一度リーグ優勝も経験しているのだから、

他の選手からしてみても

経験豊富な頼れるベテランといったところなのだろう。

この日の戦術練習は、

主にサイドチェンジの際のマークのズレを修正する練習をやっていた。

ボールが左右に展開された時、チームが一体となって

一つの生き物のように動くようにという練習の意図がうかがえた。

その後 ボール回し( 鳥かご )やワンツーパスの練習があって、

最後にハーフコートでのミニゲームが始まった。

ボールを使った練習が見れただけでも有難かったが、

ハーフコートとは言え、

ゲーム形式の練習まで公開で見せてくれるとは思わなかった。


長谷部の印象としては、

やはり基本技術が正確だし状況判断が良い。

ボール回しの時でもミスをすることは稀で、

非常に計算できる選手だなと改めて感じた。

他の選手たちも そこまでボール扱いは柔らかくないが、

トラップやパスは丁寧だし、正確で速い。

このスピード感というのは

やはりJリーグのチームではなかなか出せないのではないだろうか。

それと プレーとは関係ないところでもう一つ思ったのが、

間近で見ると 長谷部もけっこう体が大きいなという事だ。

当たり前だが体も引き締まっていて、

まさにアスリート体形といった感じだ。

ドイツ
フランクフルト
アイントラハト・フランクフルト
練習風景
最期にハーフコートのミニゲームが行われた

テレビなどで見ていると 周りが大きいのでだいぶ華奢に見えるが、

やはりこのくらいでないと屈強な体躯の選手たちとしのぎを削りながら

ドイツで何年もプレイ出来ないだろうと思った。

これも実際に近くで見て初めて分かることだ。

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