2016 ８月21日 （日） London
ベイカー街と大英博物館
昨夜は遅くまでオリンピックのサッカーを見ていて
深夜2時頃やっと寝たのだが、
何故か7時頃目が覚めてしまい
とりあえず朝食を取りに地下階へ。
朝食は質素なもので、
食パンとフレーク類、コーヒー、紅茶、オレンジジュースと言ったところだが、
この値段で朝食が付いているだけ有難い。
その後フロント横のスペースで調べ物をして、
10時半から外出。
まずはベイカー街へ向かう。
地図では割と近くに思えたのだが、
実際に歩くとけっこう距離があって、
到着するのに30分程かかった。
ベイカー街にある シャーロック・ホームズ・ミュージアムには
すでにものすごい行列が出来ていた。
並んでいる人数に対して
建物は思った以上に小さく、
急に入館料 €15 出すのがもったいなく感じて、
とりあえず外観と通りの雰囲気だけ写真に収めて
その場を後にする。
次に ベイカー街を南に下って
バッキンガム宮殿へ。
ウェリントン・アーチから木立の間を通って
宮殿前のヴィクトリア記念堂まで歩くと、
なにやら大きな人垣が出来ていた。
女王陛下か皇太子でもやってくるのかと思って見ていると、
１２時を過ぎたところで
近衛兵のマーチングバンドの行進が始まった。
肩透かしを食らったのと、
（ よくよく考えれば、そうそう女王陛下が観衆に姿を見せる訳が無かった。）
マーチングバンド自体には特に興味が湧かなかったので、
軽く流し見てその場を離れた。
ピカデリー通りから2階建てバスに乗り込み
大英博物館へと向かう。
たいした距離ではなかったが、
2階建てバスからの眺めはなかなかのものだった。
ロンドンの街を少し高い位置から見渡せる。
車窓から流れる景色を眺めているだけで
まるでロンドン市民になったかのようで、
何となく楽しくなってくる。
ピカデリーサーカスを通り トッテナムコートで下車。
少し歩いて大英博物館に到着。
ここも入り口には行列が出来ていて、
少し並んだ後 セキュリティチェックを受け入場。
有名なロゼッタストーンは興味深かったが、
意外にも それ以外で特に興味を惹かれる物が無かった。
おそらくミイラなど異国の展示物は
本場エジプトの博物館などで実物を観ているのと、
〈 まるで自分の国の物のように飾っているけど、
そもそも他国から奪ってきたものなんじゃ・・・ 。〉
という違和感がそうさせているのかもしれない。
入場は無料なので、
滞在中また暇な時間が出来たら来てみようかと思う。
外に出て、目に付いたバーレストランで
昼食を取ることにした。
イギリスに来たら一度くらいは食べてみようと思っていたので、
少し値は張ったが 本場のフィッシュ＆チップスをビールと共に頼んだ。
‶ イギリスは飯がマズい ” というのが定説になっているので、
「 予想通り大したことが無かった。」とケチを付けるつもりだったのだが、
白身魚のフライが予想外に絶品で ビールとよく合った。
一旦宿に戻る。
大部屋には他に一人寝ている客がいるだけだった。
疲れたので自分も少し昼寝をすることにした。
6時頃起き出して、買い出しがてら
キングスクロス駅の周辺を散歩してみる。
今日も雨が降ったり止んだりで はっきりしない天気だったが、
それもかえってロンドンらしかった。
イヤホンで聞く Blur の曲もぴったりハマる。
駅の構内で人だかりが出来ているので
何かと思い見てみると、
『 ハリー・ポッター 』のシーンで有名な
9 – 3/4番線ホームというのが このキングスクロス駅のものらしく、
皆設置してあるオブジェと共に写真を撮っていた。
小さい姉妹が母親の指示通りポーズを取っているのが
微笑ましい。
帰りがけにレトルトのパスタとスナックを買って戻り、
地下の食堂で簡素な夕食を取った。
このホステルは食堂が共有スペースになっており、
他の若者グループがうるさく騒ぐので集中出来ず、
今１階フロント脇で日記を書いている。
ロンドン二日目、
それなりに楽しい一日だった。
１日の歩数：２７５７８歩（21.2ｋｍ）
１日の出費
食費
朝：なし（朝食付き、パン、フレーク）
昼：￡15（フィッシュ＆チップス、ビール）
夕：￡2.5（レトルトパスタ、スナック）
その他
ホステル：￡16.5
交通費：￡1.5（市バス）
雑費：2（ポストカード他）
合計 約￥4875
￡１（ポンド）＝￥130＊当時のレート
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