孤旅 #88 スコットランド

ラッセイ島 スコットランド 一人旅
朝の散歩道 / ラッセイ島

ポートリーで宿探し

スコットランド
ハイランド地方
ポートリー
港
港町ポートリー

2時ごろポートリーの町に着いて、

明日の宿を探すことにした。

あと数日ラッセイ島で過ごしても良かったが、

夜は外に出られないし、

天気が悪いとホテルに缶詰めになってしまい

特にこれと言ってすることがない。

歩いているとホステルがあったので

入って聞いてみると、

ドミで £20 する上 明日は満室とのことだった。

他の一般的なホテルを当たってみたが、

どこも満室のところが多く、

空いていたとしても 個室だと £70 ~ £80 はかかるらしい。

最初に訪ねたホステルのオーナーから聞いた

別のユースホステルを当たってみると、

ドミで £22 とのことだった。

そこまで高くはないが 今後の事を考えると

今泊まっているラッセイ・ホテルと £5 の差は大きいように感じる。

一旦諦めかけたが、ラッセイで缶詰めになるよりは、

こぢんまりとはしていても

この田舎町で1日過ごした方が面白そうだと思い直して、

改めて明日の予約を申し込んだ。

と言うのも こんなことがあったからだ。


宿をどうしたものか決めかねて

バス・ロータリー近くのベンチに座っていると、

近くにいた10歳くらいの女の子3人組が

にわかに騒ぎ始めた。

「 シンディー! シンディー!!」と、

向こうから歩いてきた金髪の派手な服を着た

若い娘に向かって叫んでいる。

娘は地元出身の有名な女優かモデルか、

はたまた地元の高校の

ローカルな有名人( ミスコン女王的な?)なのかは分らなかったが、

その子供らしいはしゃぎっぷりが面白くて

思わず声を出して笑ってしまった。

そしてふと思った。

町にいれば、例え知り合いもなく孤独だったとしても

何かしら面白いことに巡り合うものだ。

大自然も良いが、

やはり生身の人が生きているこの町で過ごした方が

実りが多い気がする。

そこで思い直して 先程のユースホステルへ

再び予約しに向かった訳だ。


ツーリスト・インフォメーションがあったので

Wi-Fi を繋げて届いていたメールをチェックする。

以前から問い合わせていたダブルブッキングの件で

ホテルの予約サイトから返信が届いていた。

結論から言うと、

一度予約したものはキャンセル出来ないというものだった。

キャンセルするにも全額キャンセル料がかかるらしい。

その送られてきた文章も

あまりにも定型文過ぎたのに腹が立って、

「 もう二度と利用しない!ふざけるな! 」と

返信してやった。

その後、宿泊するグラスゴーのホテルのから連絡が来て

最終的に返金はしてもらえることになったのだが、

あまりにレスポンスの悪さに、

今後この予約サイトは使わないと

強く心に決めた。


pm 5:40 のバスでスコンサー港へ戻り、

スコットランド
ハイランド地方
スコンサー港
スコンサー港のバス停にて / ラッセイ島

そこで40分ほど待って

pm 6:45 のフェリーで再び島へ渡った。

宿に着く直前に雨に降られてしまい

すぐにでもシャワーを浴びたかったが、

フェリーで一緒だったカップルに先を越されてしまったので、

仕方なく濡れたままでこの日記を書いている。

体も冷えた上に暖房も無い。

散々な1日だった。


1日の歩数:26546歩(20.4km)

1日の出費

食費

昼:£1(アップルパイ)

夕:£4.4(カップラーメン他)

その他

ホテル:£17

交通費:£6.9(バス×2、フェリー×2)

合計 約¥3809

£1=¥130*当時のレート

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