孤旅 #100 フランス

フランス ポントルソン 教会 一人旅
街の古い教会 / ポントルソン

ポントルソン / モン・サン・ミッシェル近郊の町

朝7時を過ぎても外は暗かった。

時差が1時間戻ったせいかもしれない。

薄暗い中を最寄りの地下鉄駅へ向かう。

路線を乗り継いで

Porte Maillot 駅には8時前に着いた。

まだだいぶ早かったので

ターミナルのベンチで待つこと1時間、

9時にようやくバスが来て乗車。

途中 サービスエリアでの休憩を挟みながら

ひたすら高速を進み、

昼の1時過ぎにレンヌに到着。

そこから モン・サン・ミッシェル近郊の町、

ポントルソンまでは電車で50分ほどの距離なのだが、

出ている本数が極端に少なく、

次の便までは3時間以上もあった。

さすがに暇なので、

駅前のピザ屋でマルゲリータとビールを頼んで、

気長に待つことにした。

少し値は張ったが、

久々にちゃんとしたレストランで昼食を取った気がする。

実際ビールと一緒に食べるピザは

とても美味かった。

店員も親切で洒落ていて、料理を出してくれた後に

Bon appétit!” ( 召し上がれ!)

と言葉を添えてくれる。

イギリスと比べるとフランスの人は

全体に人当たりが良いような気がする。

やはり移民が多く、

普段から色々な人種と接しているからかもしれない。


時間が近付いてきたので、駅構内で待つも

なかなかプラットフォームの案内が出てこない。

前の列車が遅れている影響らしい。

5分前にやっと案内が出てようやく乗車。

10分ほど遅れてやっと出発した。

車内は比較的空いていて、

1人で2席使っても少し余裕があった。

6時前にポントルソンに到着し

ホテルへ移動。

駅の目の前という立地が有難い。

部屋に入ってみると、

ここ数日のドミ暮らしが嘘のような充実ぶりだった。

落ち着いた雰囲気で調度品も品がある、

上質な部屋だ。

田舎の町は ユースホステルのような安宿が少ないが、

ある程度予算をかければ、

パリのような大都会ではめったに泊まれないような

シンプルでクラシカルな、

素敵な宿に泊まることが出来る。

スコットランドのストーンヘブンで泊まった

落ち着いて快適な宿を思い出した。

あそこも 5000円ほどで泊まれる

素晴らしい宿だった。

出発の朝食べた

スコティッシュ・トラディショナル・ブレックファースト が懐かしい。


少しの休憩の後、

一旦街に出てブラついてみた。

ポントルソンは ちょっと古めの教会と地味な商店街があるだけで、

30分もあれば一周できてしまうような田舎町だ。

しかし それも良いなと思った。

何もないからこそ くつろげるということもある。


ドミでの殺伐とした生活から解放されて安心したからか、

日記も書かずにいつの間にか寝てしまったようだ。

一晩明けて、ついに一番行きたかった場所、

モン・サン・ミッシェルの観光だ。


1日の歩数:12365歩(9.5km)

1日の出費

食費

昼:€18.1(ピッツァ・マルゲリータ、ビール×2)

夕:€7.3(チーズ、トマト、ラ・フランス、バナナ)

その他

ホテル:€44

交通費:€28.6(メトロ、高速バス、電車)

雑費:€3.3

合計 約¥12156

€1=¥120 *当時のレート

イギリス~スコットランド編
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