孤旅 #157 モロッコ

モロッコ シディ・イフニ 町の夕陽 一人旅
街中から見る夕陽 / シディ・イフニ

浜辺での遊び方( シディ・イフニ 4日目 )

モロッコ
シディ・イフニ
街中
街中の風景 / シディ・イフニ

今朝は 早くから雨が降っていた。

結構な土砂降りだ。

いつも通り 1階のカフェで朝食を取り部屋に戻るが雨は止まず、

とりあえず この間切れてしまった

バックパックの肩紐かたひもの修繕をする。

先日買ったソーイングセットの針と糸で

適当に縫っただけだから、

どこでどう取れてしまうか分からないが、

これでひとまずの急場はしのげそうだ。

近いうちにどこかで

リュックを買い換えることになるかもしれない。


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シディ・イフニ
山の裾野
山の裾野まで来るも これと言って珍しいものはなかった・・・

お昼過ぎに雨が上がったので、

お金を降ろすため 街中の方へ向かった。

キャッシュディスペンサー の機械を見つけて

無事お金を引き出した後、

市場の屋台で 小さなドーナツと、

果物のプラムを買って帰る。

( 本当は好物の柿を買って帰りたかったが、

無かったので プラムで我慢する。)

ついでに、散歩がてら町の反対側の山の裾野まで行ってみるが、

特にこれといった珍しいものもなく、

すぐに部屋に引き返した。

眺めの良いベランダで『 深夜特急 』を読んでいると、

だいぶ陽も照ってきて、

少ないながらも 浜で泳ぐ人も見かけるようになった。

・・・・・・・・・・・・・・

〈 この旅で 泳ぎに行けるのも、ここで最後かもしれないな・・・。〉

・・・・・・・・・・・・・・

そう思い立ち、

少し寒そうだったが ビーチに出ることにした。

明日晴れるという保証もない。

体感的には少し肌寒かったが、

海水に浸かってしまえば そこまで寒さは感じなかった。

泳ぐとは言っても、波が高過ぎて

とてもまともに泳げはしないのだが、

とりあえず 波に飲まれないよう注意しながら

沖の方を目指す。

しかし、今日も Sidi Ifni の波は高く、

すぐ波に押し戻されてしまう。

やっと大波を超えたと 安心したのも束の間、

すぐに別の波が押し寄せてきて、

元居た位置まで戻されるの繰り返し。

波に飲み込まれる瞬間は、

視界に何も入らず 恐怖さえ覚えるが、

波の中での浮遊感が何とも心地良い。

何度かそれを繰り返して 満足したところで、

宿に帰ることにした。

これで 明日の天気が雨でも、

心残りなく 次の町に出発出来る気がする。


部屋で少し休憩後、

再び夕飯を食べに外出する。

海沿いの坂を登りながら レストランを物色するが、

これと言った良い場所が見つからず、

やはり 街中の方へと足を向ける。

今日は、市場の隣りに安食堂が並んでいる一角の

一軒に入ることにした。

海の近くということもあり、

せっかくなので 魚のタジンを注文。

普段なら骨を取るのが億劫おっくうなので 好んでは食べないが、

店先に並んでいたのが あまりに美味しそうだったので、

釣られて頼んでしまった。

何の魚かは分からないが、味付けも自分好みで

とても満足した。

値段も 海沿いのレストランの半分くらいなのが

更に良い。( 30DH )


今日も一日 すっかり海沿いのリゾートを堪能した。

明日も1日 ここで過ごした後、

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シディ・イフニ
夕陽
今日の夕陽は少し曇りがち

明後日にはここを出ようと思う。

アガディール にしようか、はたまた マラケシュ か・・・。

まだ 次の目的地は決めていない。

ただ、もう海辺のリゾートは十分だ。

次は また賑やかな場所に滞在するのも

悪くないかもしれない。

適度な運動の疲れと共に

心地良い眠りに就いた。


1日の歩数:10763歩( 8.2km )

1日の出費

食費

朝:23DH( チーズオムレツ、バナナシェイク )

昼:5DH(ドーナツ )

夕:35DH( 魚タジン、ミントティ )

その他

ホテル:150DH

雑費:19DH

合計 約¥2552

1DH=¥11 *当時のレート

( *レートの変動により 1DH=¥10.5 → 1DH=¥11 に変更 )

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