
2016 8月14日(日) Dusseldorf ( ↔ Dortmund ) ②
バイエルン・ミュンヘン × ボルシア・ドルトムント ( 試合開始 )

〈 #68からの続き 〉
午後8時半 キックオフ。
前半はドルトムントが見事な連携を見せる中、
香川やデンベレが個人技でシュートまで持っていったりと、
主導権を握っていた。
可哀そうだったのがフンメルスで、
今シーズン( よりにもよって )ドルトムントから
バイエルンに移籍を果たした彼には、
ボールを持つたびにドルトムントサポーターから
容赦ないブーイングが浴びせられていた。
自分もその流れに乗って ブーイングに加わってみる。
そうすると もう何年も前からここで
チームを見続けて来たかのような気持ちになる。
我らが香川真司も、
持ち味である繊細なボールタッチと視野の広さを活かして
しっかりとドルトムント攻撃陣のタクトを振るっていた。
しかし ノイアーを中心に守備の堅いバイエルンからゴールは奪えず、
0-0のスコアで前半を終えた。
改めて考えてみると( 考えてみなくても )、
この面子の中で普通にスタメンを張っている香川の存在が
同じ日本人として誇らしく思える。
しかもドルトムント攻撃陣の中心として機能しているし、
イマジネーションの点では 他の選手達より秀でてすらいる。
前半は どちらかと言うとドルトムントペースだったと言って良かった。
しかし後半に入ると、ドルトムントの優位は
あっという間に覆されてしまう。
まずチリ代表MFヴィダルがシュートを放ち、
こぼれたところを自ら詰めて バイエルンが先制。
そして さんざんブーイングを浴びせられていた
フンメルスのヘディングでの折り返しを、
ミュラーが合わせて 2-0 とされてしまう。
後半も何度となくチャンスを作っていたドルトムントだったが、
やはりこの日もバイエルンGKノイアーが素晴らしく
再三に渡って決定機をストップしていた。
攻撃面でも リベリーは今一つだったが、
ミュラーやヴィダルは面白いように相手の裏を取って
バイエルンの攻撃を活性化していた。
逆にドルトムントは 先制された後は
攻撃の際もなかなか有効なスペースを見つけ出せず、
香川のドリブルも不発に終わってしまう。
結局スコアはそのまま動かず、
2-0 でバイエルンの勝利。
バイエルンの勝負強さと 層の厚さが際立つ結果となった。
香川もボールには絡むが ゴール前の迫力という点では今一つで、
絶対的なエースと言えるような存在感は無かった。
ロイスやゲッツェのような、

フィーリングの合う選手が欠場していたのも
影響したかもしれない。
応援していたドルトムントは敗れてしまったが、
ヨーロッパのトップレベルのサッカーを体感出来た
素晴らしい試合だった。
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