孤旅 #83 スコットランド

スコットランド ストーンヘブン ダノター城 一人旅
小麦畑とダノター城 / ストーンヘブン

2016 8月28日 (日) Edinburgh ~ Stonehaven

辺境の町 ストーンヘブン

スコットランド
ストーンヘブン
街並み
スコットランドの田舎町 ストーンヘブン

昨日の試合の興奮も冷めやらず、

朝起きて 昨日書けなかった分の日記を書いていると、

チェックアウトの時間が迫ってきた。

初日にカードキーを割ってしまって

チェックアウトの際 いくらか請求されるかとも思ったが、

フロント係の男は「 問題ないよ。」 と言うだけで

別段何も言ってこなかった。

£10 なり £20 なり、カード代を請求されるのを覚悟していたので、

少しホッとした。

もしかしたら、この宿も

そんなに悪い宿ではなかったのかもしれない。


重いバックパックを背負い

駅の方へと向かう。

午前中ということもあってか

旧市街の通りも昨日までのような混雑は無く、

人通りも少なかった。

駅の自動券売機でストーンヘブン行きを買う。

( £30.2!!高い!)

電車を待つ間、バーキン( バーガーキング )を見付けたので、

いつものダブルワッパーコンボを食す。

早目の昼食にしたのは ストーンヘブンが

かなり辺ぴなところと聞いていたからだ。

特に今日は日曜日なので、

スーパーや個人商店もやっていない可能性がある。

ヨーロッパで迎える日曜日は注意が必要だ。

( それにしても どこの国で食べても

バーキンは安定の味と量で助かる。

本当に有難い。)


二等車両の自由席に座って発車を待つ。

定刻通り am11:34 に出発。

列車はひたすら田舎の風景の中を走る。

何となく ニュージーランドや北海道を旅行した時のことを思い出した。

しかし そこはやはりヨーロッパの田舎スコットランド。

時折り見える建物などはやはり英国風の造りで

なかなかに興味深かった。

ダンディーの駅で少し乗り継ぎの時間があったが、

トイレと買い物を済ませていると

すぐに次の電車が入ってきた。

今度も何とか座れて、50分ほどでストーンヘブンに到着。

駅を出るとそこは本当に辺ぴな場所で、

タクシーも1台くらいしか停まっていない。

駅前からメインの通りを 坂を下るように進むと、

15分ほどで今日の宿に到着。

受け付けは1階のバーにいた中年の男性オーナーが対応してくれた。

エディンバラの宿とは違い

オーナーは陽気でとても親切だった。

部屋に入ってみると バス・トイレも完備で、

ベッドも2つあり、シャンプーやお茶のセットまで置いてあった。

( 予約サイトではバス・トイレは共同と書いてあったので、

なんだか得した気分だ。)

これで明日の朝食まで付くとは・・・。

祭り期間中だったとは言え、

昨日までのエディンバラの宿とほぼ同程度の金額だ。

どれだけボッタくっていたんだと

今更ながら腹が立ってくる。

( いや、もういい加減忘れよう。)


今回この町に寄ったのは 近郊にある

ダノター城を訪れるためだ。

どのタイミングでこの城の事を知ったのかは

忘れてしまったが、

スコットランド
ストーンヘブン
港
カーニバル
港では小規模なカーニバルが催され 出店が出ていた / ストーンヘブン

何となく英国のお城が見てみたいと思い

調べていたのがきっかけだったと思う。

それこそ昔見た『 モンティパイソン 』の映画に出てきたような

田舎に佇む古びたお城が見てみたかったのだ。

どこかに強い憧れがあったのかもしれない。

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