
2016 8月28日 (日) Edinburgh ~ Stonehaven
辺境の町 ストーンヘブン

昨日の試合の興奮も冷めやらず、
朝起きて 昨日書けなかった分の日記を書いていると、
チェックアウトの時間が迫ってきた。
初日にカードキーを割ってしまって
チェックアウトの際 いくらか請求されるかとも思ったが、
フロント係の男は「 問題ないよ。」 と言うだけで
別段何も言ってこなかった。
£10 なり £20 なり、カード代を請求されるのを覚悟していたので、
少しホッとした。
もしかしたら、この宿も
そんなに悪い宿ではなかったのかもしれない。
重いバックパックを背負い
駅の方へと向かう。
午前中ということもあってか
旧市街の通りも昨日までのような混雑は無く、
人通りも少なかった。
駅の自動券売機でストーンヘブン行きを買う。
( £30.2!!高い!)
電車を待つ間、バーキン( バーガーキング )を見付けたので、
いつものダブルワッパーコンボを食す。
早目の昼食にしたのは ストーンヘブンが
かなり辺ぴなところと聞いていたからだ。
特に今日は日曜日なので、
スーパーや個人商店もやっていない可能性がある。
ヨーロッパで迎える日曜日は注意が必要だ。
( それにしても どこの国で食べても
バーキンは安定の味と量で助かる。
本当に有難い。)
二等車両の自由席に座って発車を待つ。
定刻通り am11:34 に出発。
列車はひたすら田舎の風景の中を走る。
何となく ニュージーランドや北海道を旅行した時のことを思い出した。
しかし そこはやはりヨーロッパの田舎スコットランド。
時折り見える建物などはやはり英国風の造りで
なかなかに興味深かった。
ダンディーの駅で少し乗り継ぎの時間があったが、
トイレと買い物を済ませていると
すぐに次の電車が入ってきた。
今度も何とか座れて、50分ほどでストーンヘブンに到着。
駅を出るとそこは本当に辺ぴな場所で、
タクシーも1台くらいしか停まっていない。
駅前からメインの通りを 坂を下るように進むと、
15分ほどで今日の宿に到着。
受け付けは1階のバーにいた中年の男性オーナーが対応してくれた。
エディンバラの宿とは違い
オーナーは陽気でとても親切だった。
部屋に入ってみると バス・トイレも完備で、
ベッドも2つあり、シャンプーやお茶のセットまで置いてあった。
( 予約サイトではバス・トイレは共同と書いてあったので、
なんだか得した気分だ。)
これで明日の朝食まで付くとは・・・。
祭り期間中だったとは言え、
昨日までのエディンバラの宿とほぼ同程度の金額だ。
どれだけボッタくっていたんだと
今更ながら腹が立ってくる。
( いや、もういい加減忘れよう。)
今回この町に寄ったのは 近郊にある
ダノター城を訪れるためだ。
どのタイミングでこの城の事を知ったのかは
忘れてしまったが、

何となく英国のお城が見てみたいと思い
調べていたのがきっかけだったと思う。
それこそ昔見た『 モンティパイソン 』の映画に出てきたような
田舎に佇む古びたお城が見てみたかったのだ。
どこかに強い憧れがあったのかもしれない。
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