スコティッシュ・プレミアシップ セルティック×アバディーン( キックオフ )

予定通りpm3:00 にキックオフ。
試合自体は 元々戦力の充実しているセルティックの横綱相撲で、
それに何とか対抗しようとするアバディーンという図式となった。
しかし ‶ 横綱 ” のはずのセルティックだが
バックラインや中盤での信じられないミスが多く、
アバディーン相手でも手こずっている印象だ。
やはりレベルで言うと
ヨーロッパのトップリーグには程遠いと感じてしまう。
しかし観客の目は肥えているのか
ちょっとした味方のミスでもブーイングが起こるし、
前が向ける場面でバックパスを選択した時などにも
容赦ないヤジが飛ぶ。
この辺はJリーグのサポーターにも
見習っていただきたいところだ。
いつも一本調子で歌っているだけが応援ではないのだ。
試合は セルティックFW グリフィスの
股抜きからの素晴らしいゴールの後、
一度は追いつかれるも、
これまた素晴らしいパスでの崩しから
セルティックが再度リードを奪ったところで前半終了。
ハーフタイムに入り トイレに行って戻ってくると、
二つ隣りの席の お爺さんサポーターがやたら話しかけてくる。
スコッチ訛りが強くてなかなか聞き取れず
最初は戸惑ったが、
「 俊輔が好きで 一度訪れてみたくて来ました。」と伝えると、
色々と当時の事を話してくれた。
( とは言っても、内容は半分も理解できなかったが・・・)
特に俊輔の事を ‶ Fantastic だった ” と言ってくれたのは
自分の事のように嬉しかった。
二人でスタジアムをバックに写真を撮って、
なかなか言葉が通じないながらも
異国間交流を図った。
後半が始まってからは 隣りの席の人が戻ってきたので
自分もゲームに集中することにした。
後半も展開は変わらず、
基本的にセルティックが攻めて、
アバディーンは少ないチャンスでカウンターを狙う。
サポーターもだいぶ温まってきて
あちこちからヤジや怒号が飛び交う。
途中交代で 今回私が注目していた
パトリック・ロバーツ と ムサ・デンベレ が出てきた。
ロバーツは非常にタッチが柔らかくスピードもあって
左利きながら逆ウィングとして
右サイドからの崩しを担っていた。
ドリブルにスピードも切れもあって見ていて楽しい選手で、
何せ相手が相手だけに いとも簡単にかわせてしまう。
サイドを起点にして何度も突破を試みては
いくつも見せ場を作っていた。
一方 デンベレはと言うと、
YouTube の動画で見た時は フィジカルに優れた良い選手に見えたが、
調整が上手くいっていないのか 体がフィットしておらず
能力を発揮するより前に
味方サポーターからブーイングを受けていた。
その後 セルティックがPKとFKで加点して
スコアを4対1とした。
4点目のFKが決まった時点で
話しかけてくれたお爺さんサポーターは、

帰り時間が遅くなるからと言って帰って行った。
お爺さんだけでなく、
周りのサポーターたちもゾロゾロと帰り始める。
もう試合が引っくり返ることは無いと判断したのだろう。
お爺さんとは軽く握手をして別れた。
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