孤旅 #51 オーストリア

ウィーン シェーンブルン宮殿 一人旅
シェーンブルン宮殿の庭園 /ウィーン

ウィーン美術史美術館

オーストリア
ウィーン
美術史美術館
ウィーン美術史美術館

駅から少し歩いて美術館に到着。

入場料は €15と、調べていた金額よりも少し高かった。

情報が古かったのだろうか?

仕方がない。

良質な芸術を観るためだ。

( ネットの記事では €14 と紹介されていた。)


まずは1階にある彫刻や、装飾品のコーナーを観て回る。

こちらだけでもかなりの出展数で、

一つ一つじっくり見ていたのでは きりがない。

飛ばし飛ばし見て行ったが、

それでもこのフロアだけで1時間近くかかってしまった。

そしていよいよ2階の絵画のフロアへ。

ブリューゲル以外にも、

何となく聞いたことのある人物の作品や、

見覚えのある作品が展示されていたが、

なかでも ルーベンス の絵がとても色彩鮮やかで、

今まであまり注目して見たことはなかったが とても良かった。

( あくまで美術ど素人の見識ではあるが・・・。)

そしてついに ブリューゲル である。

『 バベルの塔 』は皆が立ち止まって見ていたので、

すぐに分かった。

ブリューゲル の作品の中でもこの作品は、

細部はもちろん 遠めに眺めても美しく

とても興味深いものだ。

教科書でよく見ていた作品の実物を観れたという感動が、

ふつふつと湧いてきた。

そして今回、それ以上に興味をそそられたのが

オーストリア
ウィーン
美術史美術館
ブリューゲル 『 子供の遊戯 』など名画が多数展示されている

『子供の遊戯』と言う作品で、

こちらは細部まで手の行き届いた、遊び心のある、

まさに ‶ ブリューゲル ” といった作品だった。

昔、教科書を見ながらやったように、

実物の絵を観ながら登場人物一人一人の行動に

フォーカスしてみる。

「 この子は竹馬に乗っているな。この子たちはお人形遊びかな。

こっちの子たちは何かいたずらでもしているのかな。」

といった具合である。

本物の絵を見ながらそんな楽しみ方が出来て、

大変満足した。

感無量だ。

その後は、ラファエロ など ルネッサンス期の作品が続いた。

私的には、目的のブリューゲルの作品を観た後は

惰性で観ているような気分になってしまった。

疲れていたこともあり、

何となく流し流しになってしまったが、

なんとか最後まで3時間ほどかけて観終わり、

宿に帰ることにした。

€15でこれだけ有名どころの作品を観られれば

満足だ。


ホテルまでは歩いて帰ることにした。

最寄り駅の Praterstern駅 に寄って、

夕食に駅中のレストランでビュッフェを食べた。

€7.5 という値段に惹かれて入ったのだが、

ビュッフェはビュッフェでも中身は中華ビュッフェで、

脂っこいもの中心なうえ、ほぼほぼ造り置いたものばかりで、

とても満足できる内容ではなかった。

やはり安いものは味も値段相応といったところか。

あとは宿に帰って、ゆっくり疲れを癒すことにした。

今日は久々に3万歩近く歩いて疲労困憊だ。

明日は11時までにチェックアウトすれば良いので、

少し夜更かしでもして のんびり過ごすことにしよう。


1日の歩数:28631歩( 22.0km )

1日の出費

食費

朝:€3( サンドウィッチ、コーヒー牛乳 )

夕:€10( 中華ビュッフェ、ビール )

その他

ホテル:€36.7

交通費:€2.2( 地下鉄 )

入場:€15( ウィーン美術史美術館 )

雑費:€5.5

合計 約¥8688

€1=¥120*当時のレート

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