FIFAワールドカップ 思い出のBest Bout カタール大会③

カタール・ワールドカップ 宣材写真 サッカー サッカー
数々の名勝負を生んできたFIFAワールドカップ

これまで数多の名勝負が繰り広げられてきた FIFAワールドカップ。

第1回のウルグアイ大会から始まって、

6月から始まる北中米大会で23回目となる。

今回は 前回のカタール大会の試合の中から 

個人的に記憶に残っている試合を、

振り返っていきたいと思う。

【1】両雄相まみえる

どちらも優勝候補同士。

前回王者のフランスと現南米王者のアルゼンチン。

しかし、この決勝に至るまでの道のりは

実に対称的だった。

グループリーグ最終戦で主力を温存し

チュニジアに敗れるという波乱はあったものの、

大方の予想通りD組を1位で通過。

その後はポーランド、イングランドとヨーロッパの強豪を退け、

準決勝では難敵モロッコを倒し

順調に勝ち進んできたフランス。

それに対し、グループリーグ初戦で

格下のサウジアラビアに黒星を喫し、

いきなり後が無くなったアルゼンチン。

その後 メッシの活躍で息を吹き返すも、

準々決勝のオランダ戦では120分の死闘の末、

PK戦で辛くも勝利。

準決勝こそクロアチアに3-0と快勝するも、

持ち前の勝負強さとメッシの超絶個人技で

接戦をものにしてきたアルゼンチン。

アルゼンチン一番の強みは

メッシを中心にしたクラブチームのような結束力。

下馬評では層の厚いフランスがやや有利とされていた。

【2】エムバペ VS メッシ ストライカー対決

スター軍団のフランスの中でも、絶対的なエースとして君臨する

エースストライカーのエムバペ。

前回大会19歳で華々しくデビューしたエムバペは

4年間で確実に成長し、

世界有数のストライカーと言われるまでになった。

レアル・マドリードへの移籍もささやかれる中、

連覇を成し遂げ、

PSGパリ・サンジェルマンで共に戦うメッシから

世界一のフットボーラーの座を譲り受けることが出来るのか。

一方 世界中のサッカーファンは、

神の子メッシがついに ‶神″になれるかどうかという点でも

この一戦に注目していた。

クラブレベルでも個人レベルでも、

ほぼすべてのタイトルを手中にしてきたメッシだが、

唯一足りないのがワールドカップのトロフィー。

このフランス戦に勝てば、代表レベルにおいても

今まで事あるごとに比較されてきたマラドーナに

名実ともに追い付くことになる。

今大会 ここまでに奪った得点は共に5点。

大会得点王の行方も注目される中、

エムバペが新旧交代を果たし、フランスの連覇達成成るのか?

はたまたメッシがアルゼンチンを1986年以来3度目の優勝に導き、

絶対神 マラドーナを越えるのか?

注目の一戦が始まろうとしていた。

【3】両チーム スタメンとフォーメーション

アルゼンチンのフォーメーションは 4-3-3。

ゴールキーパーに オランダ戦で大活躍の エミリアーノ・マルティネス。

ディフェンスラインは、

右から モリーナ、ロメロ、オタメンディ、タグリアフィコ。

中盤は 新鋭エンソ・フェルナンデスをアンカーに据え、

右に デ・パウル、左に マク・アリステル。

前線には 中央に アルバレス、右にメッシ、

そして決勝トーナメント以降怪我でスタメンを外れていた

ディ・マリアを左サイドのウィングとして起用。

メッシは右サイド固定ではなく、

局面によってポジションを変えながらプレーする。

守備のタスクもほぼ免除されているが、

その分 ここぞという時には決定的な仕事をして

チームを勝利に導く。

言わば メッシを中心にしたスターシステムであり、

メッシを最大限に活かすための布陣だ。

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一方のフランスも 4-3-3のフォーメーション。

ゴールキーパーにキャプテンのロリス。

ディフェンスラインに

右から クンデ、バラン、ウパメカノ、テオ・エルナンデス。

中盤のアンカー、チュアメニの前に

ラビオとグリーズマンを並べ、

前線には、中央にジルー、右にデンベレ、

そして左サイドにエースのエムバペと

盤石の布陣。

大会前から怪我人が相次ぎ、

前回大会の主力、カンテ、ポグバ、

そして、バロンドーラーのベンゼマを欠いて臨んだ今大会。

それでも大会が進むごとに若手らの代役が機能し始め、

見事に決勝に駒を進めてきた。

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舞台は カタール、ルサイル・スタジアム。

時は 2022年12月18日、

18:00のキックオフ。

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