
私的 ベストバウトをご紹介
これまで数多の名勝負が繰り広げられてきた FIFAワールドカップ。
第1回のウルグアイ大会から始まり、
今年6月から開催された北中米大会で23回目となった。
スペイン2度目の優勝で幕を閉じた北中米大会だが、
その試合の中から、
個人的に記憶に残った試合を
振り返っていきたいと思う。
②2026 北中米大会 日本 × ブラジル (Round of 32)
【1】ダークホース 日本と、‶元″サッカー王国ブラジル
選出メンバーのほとんどが海外クラブ所属となり、
史上最強と呼ばれる布陣で決勝トーナメント初勝利を目指す
我らが日本代表。
グループFでの戦いでは、
強豪オランダと古豪スウェーデンにきっちり引き分け、
唯一格下と言えるチュニジアに大量得点での勝利を挙げ、
下馬評通りの結果で勝ち進んできた。
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ワールドカップでのブラジルとの対戦は、
2006年のグループステージ以来2度目。
当時の日本は、まだ海外組と国内組が半々の状態。
それでも中田英寿を筆頭に、
中村俊輔、小野伸二、稲本潤一ら 黄金の中盤を擁し、
1999年のワールドユース準優勝組が中心を担っていた当時の日本代表は、
‶史上最強″と言われていた。
だが、怪物ロナウドやロナウジーニョ、カカ等 豪華な陣容のブラジルは、
そんな‶史上最強″の日本を相手に易々とゴールを決め続け、
日本は成す術なく敗戦を喫した。(日本:1-4:ブラジル)
しかし、今回の日本はどこかが違うと、
日本のサポーターはじめ
サッカーに関わる多くの人は思っていた。
前回のカタール大会では、強豪ドイツ、スペインに土を付け、
昨年には 親善試合とは言え、
大国ブラジルにも史上初の勝利を挙げるという快挙を成し遂げた。
他国も日本を警戒するようになる中、
もはや押しも押されぬダークホースとなった日本が
本気のブラジルを相手にどんな戦いを挑むのか、
世界的が注目していた。
一方のブラジル。
大会最多 5度の優勝を誇るカナリア軍団も、
2002年の日韓大会以降は
優勝はおろか決勝の舞台からも遠ざかっている。
豊富なタレントで世界中を魅了した時代も今は昔。
若くして選手がヨーロッパのクラブに引き抜かれることで、
戦術的に洗練されることの弊害として、
サンバに例えられる自由奔放なスタイルは影を潜めつつある。
全体的に小粒になったタレントを埋め合わせるべく、
今大会、初めて 外国人監督である
イタリア人のアンチェロッティを採用。
グループステージでは、
今や強豪国となったモロッコ相手に初戦で引き分けるも、
続くハイチ、スコットランドには順当に勝利を納め、
結果的には1位通過。
個の力をチーム力に活かすことに長けた経験豊富な名将の手腕で
24年ぶりの優勝を狙う。
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鍵を握るのは、セレソンの新しいエース、
ヴィニシウス・ジュニオールの存在だ。
所属するレアル・マドリードではエースに君臨。
今大会のグループステージにおいても毎試合得点を重ね、
現在4得点と絶好調。
バックアップには、体調が万全とは言えないが
大会に合わせて復調してきた、
元祖クラッキのネイマールが控える。
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試合前日のインタビューでの塩貝の発言が
ブラジル国内で波紋を呼ぶなど、(「ブラジルは昔は強かった。」)
ピッチ外での争いでも注目される一戦。
舞台はアメリカ、ヒューストン・スタジアム。
現地時間 6月29日、正午キックオフ。

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